“不肖・宮嶋“の写真展「忘れられた香港」を見に行って、2年前の香港のデモの時を思い出してしまった

“不肖・宮嶋“の写真展「忘れられた香港」を見に行って、2年前の香港のデモの時を思い出してしまった

忘れられた香港

新宿のニコンプラザ東京で開催されている写真展「忘れられた香港」に行ってきました。


この写真展は不肖・宮嶋、こと報道カメラマンの宮嶋茂樹さんが、2019年の香港のデモ活動を取材した写真を展示したものです。

胸が苦しくなった

個別写真を撮らない限り、写真撮影とSNSでのシェアはOKということで、遠くからの写真のみ撮らせてもらいました。

写真を観て、なんというか、胸が苦しくなってきてしまいました。

というのも、この一連のデモ活動があった2019年の時点では香港に住んでいたので、当時のことを思い出してしまったのです。

特に、香港理工大学での抗争については、職場と目と鼻の先だったので、生活エリアで起こった戦争のような事態は、今思い出しても悪夢のような事態でした。

距離を置いていた現実を突きつけられた

私自身は外国人で、活動に直接参加することはしませんでした。

自分と家族の安全を守ることが第一だったからです。

そう、当時は一定の距離を置かないと、自分のメンタルがやられてしまうのでは無いかと恐れていました。

そんな距離を置いていた現実を突きつけられた気がしました。

刺激をもらった

でもその一方で、ささ最近ずっと霞んでいた頭にスイッチが入ったのも事実です。

一連のデモ活動が起こって、続いて新型コロナウイルスが蔓延して、国家安全法が施行されて・・・・と混乱の中で香港を後にしました。

日本に帰国してからは、今までの緊張が嘘のように、穏やかで平和な生活が始まりました。

でも平和だけど、その反面退屈な生活だったのも事実です。

宮嶋さんがその場にいらっしゃったので、写真集にサインをもらったついでに当時の話をさせて頂きました。

有名人と話してしまった! というミーハー心が無いといったら嘘になりますが(苦笑)、普段ぬるま湯に浸かっているような生活をしている私にとって、あの抗争の最前線のお話を聞けたことはものすごい刺激になりました。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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