自分の髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」の流れについてまとめてみた
ヘアドネーション
先日娘が念願のヘアドネーションをしました。
ヘアドネーションはその名前の通り髪の毛を寄付することです。
ヘアドネーションは海外では一般的。
日本でも最近はドネーションをする人が増えているそうです。
JHD&C
今回髪の毛を寄付をしたのは、Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)という組織です。
公式サイトによると、JHD&Cは寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。
提携美容院でカットした
髪の毛を寄付するには、2つの方法があります。
- 自分でカットして(または行きつけの美容院でカットをして)JHD&Cに自分で発送する。
- JHD&Cの提携美容院から発送する。
今回は「2」の提携の美容院でカットをする流れをまとめてみました。
事前にすること
まずはじめにJHD&Cのサイトから行く美容院を決めて、必要に応じて予約をすることが必要です。
JHD&Cのサイトに提携している美容院のリストが載っているので、ここから行きたい美容院を決めます。
美容院によっては予約が必要です。
予約時にヘアドネーションをしたい旨と、切りたい長さの目安を伝えておきます。
今回は梅田のホテルに宿泊していたので、梅田のLoftの近くにあるel zafiroに行ってきました。
この美容院はすごくお洒落で、ドネーション以外の目的でも行ってみたいと思うくらいでした。
美容院での流れ
ヘアドネーションの流れはこのようになっています。
1 切りたい長さを決める
まず絡まった髪の毛をほぐします。
美容師が切った長さを教えてくれるので、最終的に切る長さを決めます。
2 ゴムで幾つかのブロックに分けて束ねる
次に髪の毛を幾つかのブロックに分けて束にします。
このゴムの位置は、例えば30㎝カットの場合は髪の先端から30㎝の位置、50㎝カットなら50㎝の位置になります。
今回は50㎝カットなので、ゴムの位置は50㎝の位置になります。
あとでほどけないようにしっかりと束ねます。
3 ゴムの位置から1㎝上をそれぞれカットする
今度は束になった髪の毛を切る作業です。
ゴムの位置のちょうど1㎝上の位置でカットをします。
束になった髪の毛です。
4 シャンプーをして通常のカット
ドネーション用の髪をカットした後は、通常の美容院のカットと同じようにシャンプーとカットをして終了です。
50㎝の髪の毛は貴重
切る髪の毛の長さは31㎝以上でないといけません。
今回娘は50㎝の髪の毛を寄付したので、51㎝切りました。
50㎝以上の髪の毛は、ロングヘアのウィッグの素材として使用できるのでとても貴重なんだそうです。
髪の毛は完全に乾いていないといけない
自分で髪を送る場合は、束ねた髪の毛と合わせて、指定のドナーシートに記入をする必要があります。
また髪の毛は完全に乾いて状態でないといけないので、必ずシャンプー前にカットをしてください。
シャンプー後の方が綺麗だろうとカットする前に濡らしてしまうと、カビや雑菌などの原因になるそうです。
詳細はJHD&Cのサイトを参照してください。
まるこ
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