港珠澳大橋のマカオのイミグレーションで、e-道(e-Channel)の登録ができたので、香港からマカオの移動が楽になった
マカオのe-道
私は香港の永久居民(Permanent Resident)ですが、以前から登録したいと思っていたサービスがあります。
それは、マカオの出入国がスムーズになるe-道(e-Channel, Automated Passenger Clearance System)の登録です。
港珠澳大橋が開通したことでマカオまで早く行くことができるようになったものの、唯一のネックが入国に少し時間がかかること。
せっかく早く行けるのに、入国に毎回15分位かかっては、時間が無駄だなと思っていたのです。
11歳以上の香港の永久居民であれば、e-道の登録によってマカオの入国がスムーズになります。
厳密には永久居民でなくても、香港に居住できるビザがあればe-道の登録はできますが、パスポートの提出が必要で、更にビザの有効期限に応じてe-道の有効期限も決まっているようです。
登録はマカオの入国審査カウンター
e-道の登録はマカオの入国審査カウンターで行います(10時から19時)。
港珠澳大橋の入国審査カウンターは、入ってすぐ手前に自動ゲートがずらっと並んでいて、その奥に通常のカウンターがあります。
自動ゲートはいつも空いていて、通常のカウンターが大行列になっています。
e-道の登録のためのカウンターは、この大行列の先にある、一番奥(一番右)のカウンターです。
私が行ったときは、前に10人くらい並んでいました。
だいたいひとりあたりの登録に2分くらいかかるので、20分位待ちました。
登録の手順
手順はだいたいこのようになっています。
- 香港IDを検査官に渡す(パスポートは不要)
- 検査官が香港IDの情報を入力する
- 右の親指・左の親指を2回ずつスキャン
- 顔写真を撮る
- 書類にサイン
出国時はガラスの上にカードを裏返してスキャン
マカオの滞在を終えて出国しましたが、その際は、上のガラスの上にカードを裏返してスキャンしました。
マカオに行くのにパスポートが要らなくなった
今までは香港出国時は香港IDを使って、マカオ入国時は日本のパスポートを使っていましたが、今後は香港IDだけで両方できることになりました。
マカオへ行くのがますます楽になりました。
18歳未満の永久居民は出生証明が必要
このe-道は11歳未満の子どもには適用されません。
また11歳から17歳の場合は、登録の際に親が同伴することと、出生証明の提示が必要になるそうです。
上の娘は12歳で香港IDはありますが、日本で生まれたため、出生証明は日本領事館に発行してもらったものしかありません。
これがマカオで有効かどうかはやってみないと分からないので、次回娘とマカオに行ったときに試してみてもいいかなと思っています。
【マカオの入国管理局のサイト】
まるこ
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