長洲島の饅頭祭りの合間の時間の楽しみ方について、5つにまとめてみた~世界の奇祭!長洲島の饅頭祭りに行ってきた(2)
饅頭祭り
香港の長洲島の饅頭祭り(太平清醮)は、世界の奇祭のひとつとして有名です。
2019年は5月9日(木)〜13日(月)の期間に開催されました。
パレードと饅頭取りを両方観ると疲れる
饅頭祭りで有名なのが、この2つのイベントです。2019年のスケジュールも合わせてのせておきます。
- 飄色會景巡遊(パレード)・・2019年5月12日(農暦四月八日)14:00〜
- 搶包山比賽(饅頭取りレース)・・2019年5月13日(農暦四月九日) 深夜0時~
両方観た方が絶対良いのですが、パレードと饅頭取りレースの両方を観ようとするとかなり時間が取られます。
香港の5月は真夏です。
そのため島の中で時間を持て余してしまうだけでなく、その暑さでバテてしまう可能性があります。
一番良いのはパレードと饅頭とりのどちらに行くかを選ぶことですが、わざわざ日本から来たので両方みたいのが本音です。
今回は時間がたっぷりある方向けの長洲島での過ごし方についてまとめてみました。
1.お土産店などを探索する
饅頭取りの本番が終わったらすぐにフェリーに乗らないといけないので、長洲島の探索は事前にしておきましょう。
海沿いには飲食店やおみやげ屋が並んでいます。
こちらは饅頭でなくて、プーアル茶です。
定番のお土産は饅頭の形をしたキーホルダーや携帯のストラップです。
なかなか行けない場所なので、ここでしか買えないお土産を探すのも楽しいです。
2.会場の下見をする
饅頭取りレースの会場は北帝廟遊楽場なので、事前に周りを歩いておきましょう。直前までこのように会場内には入れないようになっています。
饅頭取り開始前の夜には、式典の予行演習をしていました。
吹奏楽の楽団が演奏していたのは、なんと「ダンシング・ヒーロー」。
まさか異国の有名な祭りでダンシング・ヒーローが聴けるとは思えませんでした。
3.お祭りを見学する
グランドの裏にある北帝廟やその周りのお祭りの様子も外国人から見るととても新鮮です。
饅頭タワー
グランドの外側には3つの大きな饅頭タワーがあります。
近づいてみるとかなり大きいです。
競技に使う饅頭はプラスチック製ですが、このタワーの饅頭は本物でした。
大きなタワーの横にはこのような小さめの饅頭タワーがあります。
神功戲棚
こちらは神様に捧げるための神功戲と呼ばれる舞台です。
当日はこのようなオペラが開催されていました。内容は分からなくても観ているだけで面白いです。
三体の神様
この三人の神様は紙で出来ていて、左から大士王(鬼王)・社神(土地公)・山神と呼ばれています。
大士王は中国の惠州地方出身の惠僑による鶴佬式と呼ばれるお祭りのものです。
特徴としては、茶色い顔で2つの角があり、よく見ると頭の上には観音様の像がいます(大士王は観音様の化身と言われています)。
また片方の足が上がっているのも特徴です。
饅頭取りの日になると、大士王がいなくなっていました。
大士様は既に旅立たれてしまったようです。
4.北帝廟を見学する
目立つお祭りの方に目がいってしまいますが、北帝廟も欠かせません。
ただし参拝している方の邪魔にならないように配慮しながら見学をしてください。
5.ライオンダンスや麒麟の舞を見学する
またこの期間中はあらゆる場所で、ライオンダンスを観ることができるのも魅力です。
けたたましく鳴り響く銅鑼の音ですぐに分かります。
また饅頭祭りには麒麟(首の長いキリンではなくて、中国の神話にでてくる霊獣の方です)も登場します。
私は麒麟の舞を見ることはできませんでしたが、頭の部分だけ見つけました。
なるべく日陰にいるようにする
当日天気が良い場合はとても暑いので、なるべく日陰にいるなど体調管理にはくれぐれも気をつけてください。
夜中に始まる饅頭とりレース観戦を万全の体調で臨むためにも、無理は禁物です。
【長洲島の食べ物に関しては、こちらの記事で紹介】
饅頭祭りの合間に何を食べるかについてまとめてみた~世界の奇祭!長洲島の饅頭祭りに行ってきた(3) | まるこの香港生活
まるこ
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