長洲島への3通りの行き方についてまとめてみた~世界の奇祭!長洲島の饅頭祭りに行ってきた(1)
饅頭祭り
世界の奇祭として有名な饅頭祭り(大平清醮)と呼ばれるお祭りが2019年5月9日(木)~5月13日(月)の5日間にわたって開催されました。
メインのイベントである饅頭取りレースは、最終日の午前0時(12日の夜)から。
私自身は夜中に開催される饅頭取りは諦めて直前に現地を訪れたのですが、それでも祭りの雰囲気を十分に楽しめました。
フェリーでしか行けない
饅頭祭りの開催された場所は長洲島(Cheung Chau Island)と呼ばれる小さな島です。
長洲島は香港の南西部にあって、香港国際空港のあるランタオ島と南Y島(ラマ島)の間にあります。
陸路での移動は不可能なのでフェリーを利用するのですが、実は3通りのルートがあります。
1.一般的な行き方・セントラルからフェリー
おそらく長洲島に訪れる人の9割は香港島のセントラル(中環)のフェリーピアからフェリーに乗ることになります。
セントラルからは、高速フェリーに乗って約40分で長洲島に行くことができます。
長洲島発の最終フェリーが午前2:20分なので、饅頭取りレースが終わった後に最終フェリーで帰ることもできます。
フェリーは30分毎に出ていますが、乗る人も多いので、時間によってはなかなか乗れないこともあります。
2.香港仔からフェリー
別の行き方としては、香港島の南にあるアバディーン(香港仔)からフェリーに乗る方法もあります。フェリーは平日はだいたい2時間おき、週末は1時間おきに出ています。
長洲島からの最終フェリーが22:45分と早めなので、饅頭取りレースのレースを見る場合は乗れませんが、香港島の南側から直接長洲島に行きたい方には便利です。
3.梅窩からフェリー
そして3つ目の行き方は、ランタオ島の西部にある梅窩(Mui Wo)からフェリーに乗るという方法です。
このルートは横水渡(Inter Islands)と呼ばれています。
船は坪洲島(Peng Chau)から出て、ランタオ島の梅窩(Mui Wo)と芝麻灣(Chi Ma Wan)を経由して長洲島に行きます。
梅窩からのフェリーは2時間おきで、しかも長洲島からの最終が22:50分なので、饅頭取りレースを見ることができませんが、人がほとんどいないのでゆったりと帰ることができます。
梅窩発のフェリーに乗った
今回は梅窩発のフェリーに乗りました。
船内は饅頭祭り当日とは言えないくらいガラガラでした。
フェリーは2階建てになっていて、上のフロアの後部にある外のデッキにいました。昼間は暑いですが、夕方になると風が心地よいのでとても快適でした。
ちょっとおかしかったのは、この時に外にいたのが、私たち以外にはインド人、欧米人、と外国人だけで、香港人全員が死ぬほどエアコンの効いた船内にいたこと。
香港人はつくづくエアコンが好きだなぁと思うのです。
まるこ
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