觀音廟(紅磡)は多くの参拝客で賑わっていた~香港歴史散歩@紅磡(ホンハム)蕉湖街(3)
蕉湖街
九龍半島にある紅磡(ホンハム)の蕉湖街(Wohu Street)をお散歩しています。
前回の続きです。
街市の前にあるお粥屋で遅めの朝食をとったあと、蕉湖街から一本奥にある差館里(Station Lane)を通って、何文田駅方面に戻りました。
この辺りには、線香とかお供えの花があるお店が何件も並んでいました。
こちらはお線香ですね。日本のお線香より大きくて、香りもちょっと強めです。
花束も綺麗です。
お店で買ったお供え物などを持った地元の方が行く先には觀音廟(Kwun Yum Temple)がありました。
觀音廟(紅磡)(1級歴史建築)
觀音廟は1873年に建てられて、その名の通り観音様を祀っている廟です。
觀音廟を管理している華人廟宇委員會(Chinese Temples Committee)の紹介文によると、1909年に尖沙咀、紅磡、九龍城を結ぶ道路の建設工事中に地面から赤い水が吹き出したそうです。
その後の検査によって赤い水は硫黄と水銀の反応によるものと分かったものの、労働者は「これは龍の血管から流れた血である」として、工事を続けることに恐怖を感じました。
そのためこの観音様に守ってもらおうと觀音廟の改築に多額のお金を寄付したそうです。
觀音廟は沢山の人で埋め尽くされていた
建物の中には渦巻き線香が沢山吊されていました。
次々と人々が参拝に訪れているのに驚きました。
今まで香港内で幾つもの寺院をまわりましたが、ここまで人で埋め尽くされているのを見たのははじめてです。
地元の方の邪魔にならないように写真を撮りました。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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