まずはエリオットホール(Eliot Hall)とメイホール(May Hall)から~香港大学にある歴史的な建物を見に行って来た(1)
香港大学
香港大学は香港の名門校です。
創立100年を超えたこの大学には、今でも古い建物が残っています。
今回は普段なかなか行く機会の無い香港大学の古い建物を見に行ってきました。
メインキャンパス
地下鉄の香港大學駅でおりました。
香港大學は東西にキャンパスが長いので、大学に行くための地下鉄の出口は2つあります。
香港大学のグッズなどが買えるビジターセンターに行くにはC1出口から行った方が分かりやすいのですが、今回はメインキャンパスに行きたいので、A2出口から行くことにしました。
地下鉄のA2出口に向かう通路には、香港大学の100年の歴史に関する様々な写真などが並んでいて、これを見るだけでも結構面白いです。
中には若い頃のエリザベス女王や、アメリカのクリントン大統領の載った写真などもあって、思わず目を引いてしまいました。
エレベーターで最上階
通路の突き当たりにあるエレベーターで最上階に上ると、メインキャンパスの入り口があります。
この入り口はびっくりする位高い場所にあって、高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもしれません。
入り口を入って右に行くとビジターセンターに行けますが、今回は左側のメインキャンパスに向かいました。
キャンパスの構造が分かりづらい
香港大学は傾斜地に建てられているので、地図上では平面だけどその構造がかなり分かりづらいです。
ある建物に行きたいときには、建物を経由して行くような形になるのですが、はじめて来た人は案内板を見ながら歩かないと迷ってしまいます。
エリオットホール(1級歴史建築)
どうしようかと前の人に付いて適当に歩いたりしているうちに、ひとつめの建物を発見しました。
エリオットホール(Eliot Hall)です。
エリオットホールは1914年に建てられた建物で、かつては学生の宿舎として使用されていました。
第二次世界大戦の時には、クイーンメリー病院の一部として使われていたそうです。
現在エリオットホールは、Journalism and Media Studies Centre というジャーナリストの為の学習センターとして使用されています。
メイホール(1級歴史建築)
そして、エリオットホールの裏にはもう一つの建物であるメイホール(May Hall)があります。
メイホールも同時期の1915年に建てられて、エリオットホールと同じく学生用の宿舎として使われていました。
現在は香港人文社会研究所(Hong Kong Institute for the Humanities and Social Sciences)として使用されています。
建物を修繕した跡ががよく見えます。
このようにして古い建物が保存されているんですね。
ルガードホールは取り壊された
今はエリオットホールとメイホールの2つですが、かつてはもうひとつルガードホール(Lugard Hall)という建物もあったそうです。
大学のウェブサイトによると、ルガードホールは1992年にキャンパスの再開発のために取り壊されたそうです。
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まるこ
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