必要以上に「意味づけペタンコ」するのはやめよう〜自分を「ごきげん」にする方法/ 辻秀一(著)
自分を「ごきげん」にする方法
自分を「ごきげん」にする方法という本を呼んでいます。
この本で特に印象に残ったのが「意味づけペタンコ」という可愛いネーミングの言葉です。
人間の認知能力
書籍によると、人間の脳の動きの1つに「認知」というものがあるそうです。
認知は自分の周囲の状況や出来事に意味づけをし、行動の内容を決定し、行動を促していくという働きです。
そしてこの認知の能力によって人間は生き延びたといっても過言ではないそうです。
認知能力が邪魔をする
でも一方で人間はこの「認知の脳」にとらわれています。
認知能力は様々な出来事を意味づけしますが、特に危険や行動を察知しやすいのです。
そのため必要以上に物事を意味づけしすぎていまうと、マイナスやウイークポイントが見えていまい、必要以上にネガティブになってしまう恐れがあるのです。
意味づけペタンコ
著者は認知による意味づけのことを「意味づけペタンコ」と呼びました。
例えば朝から雨が降っていたり、会社で上司が不機嫌でいたり、などしていたとします。
その状況に対して必要以上に意味づけペタンコをしてしまうとどうなるでしょう。
単に雨が降っただけなのに自分の普段の行いが良くないんだと気持ちがブルーになったり、上司が機嫌が悪いのは自分のせいなんだろうかとかと思ったりして、いちいち振り回されてしまうのです。
意味の無いものに無理な意味づけは必要ないのです。
イライラしたら意味づけペタンコかもと疑ってみる
自分が何らかの出来事でイライラしたら「これって意味づけペタンコかも!」と思えば良いのです。
そうやって自分の感情と認知を切り離すことで、気持ちがとても楽になるのです。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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