アンガーマネジメントは怒りを我慢するだけでは無い〜アンガーマネジメント入門/安藤俊介(著)
香港和僑会の定例会
2017年12月の香港和僑会の定例会に参加してきました。
今回の講師はアンガーマネジメント協会の安藤俊介さん。
人間が持っているアンガー(怒り)をどうマネジメントするかということについて講義を受けました。
2回目だけど気づきがあった
安藤先生の講義は実は今回が2回目です。
ちょうど2ヶ月前の2017年9月に、所属している勝間塾の月例会で安藤先生の講義を受けていたのです。
そのため知っていることも多かったのですが、前回スルーしてしまっていた新たな気づきもありました。
自分は怒っていた
その気づきというのは「自分は実は怒っていた」ということです。
自分の怒りを2つのチャートで表すワークがありました。
1つ目のチャートは、怒りの強度・持続性・頻度に関するもの。
そして2つ目のチャートはその怒りの対象が他人・自分・モノのどれなのかというものです。
私のグラフは一つ目は頻度と持続性が高めで、二つ目のグラフが自分が高いと書きました。
ここで分かったのが、怒りの対象が自分であった場合、一見コントロールしているようには見えるものの、我慢しているだけでマネジメント出来ている訳では無いということです。
表に見えなくても怒っていたのです。
怒りに関する3つのポイント
1.怒りは防衛感情である
怒りは人間に備わった感情で生物の機能として必要な「防衛感情」です。
2.怒りは第二次感情であること
今回改めてなるほどと思ったのが、怒りは「第二次感情」ということです。
不安、つらさといった一次感情があってはじめて怒りが表れるもので、伝えたいのはこの第一次感情だというのです。
3.人は「~べき」に対して怒っている
人は何に対して怒っているのでしょうか?
誰かに対して怒っているのでしょうか?
そうではありません?
人はそれぞれ「~べき」と思っていてそうで無いことに対して怒っているのです。
つまり理想と現実のギャップに対して怒っているのです。
これはまさに「目から鱗」です。
怒るを選ぶのは自分自身
改めてKindleの本を読み直してみました。
怒りは無理に我慢するのでは無くて、それをうまくマネジメントして自分のパワーに変えるのが一番良いことを実感しました。
朝日新聞出版 (2016-09-07)
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まるこ
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