自分を好きになれない人はまず「自分の味方」になろう〜自分だけはいつも「自分の味方」~和田秀樹先生の本で癒やされてみた(2)
自分だけは「自分の味方」
前回に続いて和田秀樹先生の本を読んで癒やされようという記事です。
今回取り上げるのは「自分だけはいつも『自分だけの味方』」という本です。
自己心理学
自己心理学というのは、自分を愛する気持ちを肯定的にとらえたハインツ・コフートという学者の精神分析の考えです。
書籍によると、「コフートは自己愛は他人に認められないと満足は得られないし、心も安定しない」と考えたそうです。
ただ和田先生はこれに対して、「自己満足も悪くない、誰も自分を愛してくれなくても自分を愛せれば、かなりメンタルに良さそう」と書いています。
つまり「人に愛されるから自分が好きになるという考え方ではなく、まず自分を愛することからはじめてもいい」のです。
自分を好きになってはいけないというのは単なる思い込み
自分を好きだというと「自己中心的」「ナルシスト」といったネガティブな意味にとらえられることが多いです。
そのため「自分を好きになってはいけない」「自分には厳しくないといけない」のでは無いかと思ってしまいます。
でもいざ自分の友人が「自分が嫌い」とばかり言う人だったらどうでしょうか。
それはそれで過度に自己卑下しすぎでうんざりしてしまいます。
そう考えると、「自分を好きになってはいけない」のは単なる思い込みだとも言えるのです。
とりあえず自分の「味方」になろう
自分を愛するといっても、すぐにそう思うのは難しいかもしれません。
でもまず「自分の味方」でいることは出来そうです。
自分は欠点もあると思うけど、それも含めて自分の味方でいようと思うだけでもだいぶ違います。
まずは「自分が一番の自分の味方でいる」ことから始めたいと思います。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー。
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