香港の旺角にあった1920年代の建物が再開発で壊されていました

再開発
香港には様々な古い建物があります。
香港の歴史的建築物を管理する古物古蹟辦事處(Antiquities and Monuments Office)は、1950年より前に建てられた建物の中からその歴史的な価値を審査して、1級歴史建築・2級歴史建築・3級歴史建築にランクづけをしています。
寺院などはその歴史的な価値から保護されていることが多いです。
でも古い住宅などは、歴史建築として登録されていても、再開発により建物が無くなっていることもあります。
朗豪坊
旺角(Mongkok)にある人気のショッピングセンターである朗豪坊(Langham Place)。
この朗豪坊の亞皆老街(Argyle Street)を挟んだ向かいのエリアは、床材や窓枠といった住宅資材を取り扱うお店が並ぶ地域です。
この地域にはかつて1920年代に建てられた建物が並んでいました。
この区画内だけでも10棟の建物があって、全て2級歴史建築に登録されていました。
建物は壊されていました
この場所に行ってみましたが、建物は残念ながら無くなっていました。
現在は市區重建局(The Urban Renewal Authority) の元再開発がされています。
今後出来る建物は単なるショッピングセンターでは無くて、歴史の保護をテーマにした施設にもなるようです。
再開発後はどのような形になるのかとても気になります。
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まるこ
2011年~2020年8月まで香港在住。
現在は千葉県在住。
好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。
上級心理カウンセラー
Read For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。
家族・・・夫・長女(中3)・次女(小6)

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