年1回の無料公開日に景賢里(King Yin Lei)を訪問〜(後編)景賢里の中を探索

年1回の無料公開日に景賢里(King Yin Lei)を訪問〜(後編)景賢里の中を探索

景賢里を探索

普段は入らない景賢里(King Yin Lei)の中に入るという貴重な機会に恵まれました。

雨が降っていたのでまずは建物の中

前回の続きです。

景賢里の敷地の中に入りました。

この外門は2人目のオーナーが作ったものです。

当日はあいにくの雨模様で、敷地に入った途端に大雨が降り始めました。

そのためまずは建物の中を探索することにしました。

下の階

メインホール

入って正面にあるのはメインホールです。ここは客人をもてなすために使用したそうです。

これは正面入り口の横にあるキャンドルです。

ラウンドホール

メインホールの右側にあるのがラウンドホールです。

床のモザイクタイルと天井の石膏が改修により再現されています。

中庭

次に中庭に出ました。

ウエストサイドホール

この部屋は、ウエスタンダイニングルーム(Western Dining Room)とも呼ばれる食事の場所です。

キッチンからは左側にある小さな窓で繋がっていて、そこから給仕されていたそうです。

イーストサイドホール

ここは中華風の部屋で、このようにボードゲームなどが行われていたようです。

部屋はかなり広くて、別の扉から撮るとこのようになっています。

この階にはその他1つの部屋と、2つのバスルームがあります。

上の階

次に上の階に上りました。

中庭を見下ろしてみました。

上のメインホールのベランダからの景色は圧巻です。

ベッドルーム

その他使用はされていませんでしたが、ベッドルームもあります。

この階にはメインと東側のホールと、5つのベッドルーム、2つのバスルームがあります。

アネックス

この建物には西側にアネックスと呼ばれるブロックがあるのですが、公開されていませんでした。

アネックスに向かう通路の途中にキッチンがありました。

建物の庭

階段を下りてから今度は庭に出ました。

これがアネックスの建物です。

下の階が2部屋で上の階が4部屋、それぞれの階に1つずつバスルームがあります。

部屋の大きさから考えると、ここで働く人が住んでいたのでしょうか。

ちょうどこの辺りが道路から見える正面の位置になります。

別館

ようやく雨が止んできたので、もう一度建物の方に回って建物の外観を撮りました。

建物の正面入り口は北側です。

次に建物の西側にある別館に向かいました。

ガレージ

別館の奥にはガレージがあります。

このガレージは建物の改修過程を展示する場所になっていました。

最後に~今後の使用目的が課題

現在建物は年に数日の開放日を除いて、市民に開放されていません。

他の歴史的建造物のように別の用途で使っていかないと莫大な費用がかかってしまいます。

博物館・ファミリーキャンプ場・結婚式場など様々なオファーがありましたが、まだ具体的な使用方法が定まっていないようです。

この建物の素晴らしさを保ちながら、どのように使用していくかが今後の課題です。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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