2冊の本を読んで幸せな老後を送るにはどうしたら良いか考えてみた - 「下流老人/藤田孝典著」「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題/ジェーン・スー著」
老後の生活について
今は子育ての真っ最中で老後の事まで考える余裕はあまり無いです。
それでも将来どうなるのかということは気になります。
独身の友人などは、かなり早い段階からこの「老後」について考えていると思います。
「結婚したら安心」、「子供がいたら安心」ということはありません。
例えば私の場合は、今日本で仕事をしていないので、周りの友人に比べて圧倒的に年金の金額が少ないはずなのです。
やっぱり心配です。
やはり内容が重かった
最初の本である「下流老人」。
この「下流老人」の定義は、著書によると「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れのある高齢者」になります。
想像していた通り重いテーマでした。
そんなに贅沢でなくても良いから、生き生きとした老後を過ごしたいというのがみんなの気持ち。
でも何らかのきっかけで誰でも「下流老人」になり得ると気づきゾッとしました。
この本を読んで、同じことを考えているなぁと笑ってしまった
こちらの本はかなり軽めです。
この本に、著者の「老後こんなところに住みたい」といった妄想話について書いてあって、笑ってしまいました。
そう、私も同じような事を考えているのです。
ちなみに私は老後こんなところに住みたいと思っています。
・田舎ではなくて都心の下町
・荷物は断捨離して最低限にする
・近所に商店街などがあって歩いてどこにも行ける
・近所に気の合う仲間がいる
などなど
環境の良い田舎で農作業をしながら生活したいという人もいると思います。
でも、私は鉢植えもろくに育てられない「ものぐさ」なので、そういう生活は無理だろうなぁ。
やっぱり憧れは東京の下町です。
やはり健康が第一 〜 母の老後の夢の話
老後の妄想話で自分の親のことを思い出しました。
昔母親が、
「いつかは好きな野球球団の本拠地近くに仲の良い友人と住みたい」
と良く私に話してくれていました。
この話のポイントは、
「父は既にいないことになっている」ということ(笑)
でも、そういう母は父を置いて先に亡くなってしまい、その妄想話は叶うことはありませんでした。
なんとも皮肉なものです。
お金もそうですが、まずは病気をしないで健康でありたいものですね。
幸せな老後のために今からできることは何か
幸せな老後のために今から準備できることは何だろうか。
月並みな答えだと思いますが、貯蓄・仕事・仲間の最低3つのことは考えておきたいです。
1.貯蓄
どうしても、教育費や生活費にお金が逃げてしまうので、老後の資金をきちんとためる。
年金以外のお金をきちんと用意しておくことが必要。
定期預金や投資信託などですぐに使えないようにすることが大切です。
2.仕事
老後になっても困らない様に、可能であれば定年の無い仕事を続けられるのがベストです。
3.仲間・友人
孤立しない様にする。
困った時にお互いに助け合える人間関係を作ること。
様々なコミュニティへの参加も大切です。
最後に
今は子育てで手一杯ですが、ちょっとずつは自分たちのことを考えていきたいです。
今は私も含めて高齢出産の人が多いですよね。
そうすると、子育てが終わった途端に年金生活突入なのです!
まずは老後資金から少しずつ準備をしておこうと思います。
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まるこ
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