ダデル・ストリート(Duddel Street)の石段とガスランプは、お昼も良いけどランプが点灯される夕暮れ時に行くのもオススメです〜香港歴史散歩@中環(セントラル)
結婚式の写真の定番スポット
香港のお洒落な場所でよく見かけるもの。
それは新郎新婦が結婚写真を撮っている光景です。
今回はそんな結婚写真の定番スポットであるお洒落な石段をご紹介します。
散歩の出発点はペダー・ストリート
香港セントラルのぺダー・ストリート(Pedder Street)が今回のお散歩の出発点です。
この通りにはアバクロ(Abercrombie & Fitch)のビルがある事でも有名です。
その向かいの置地廣場(Landmark)という高級なショッピングセンターの建物の入口に、ほとんど誰も気づかない位の小さなプレートが取り付けられています。
これは1841年以前はここが海岸線だったという標識です。
その後香港はイギリスの統治下に入り、何回かに分けて海岸線が埋め立てられたので、今の海岸線はここからずっと遠くになりました。
ダデル・ストリート
皇后大道中(Queen’s Road Central)にぶつかった所で、通りを渡ってから左に曲がります。
しばらく歩いていくと、右側にダデル・ストリート(Duddel Street)が見えてきました。
今回の目的地の石段はこの奥にあります。
石段とガスランプ
ダデル・ストリートの石段がつくられた時期は定かでないのですが、1875年から1889年の間であるとされています。
ガスランプは石段の前と後ろに2つずつ設置されています。
ガスランプは1865年に香港ではじめて導入されました。
その後香港中華ガス会社(The Hong Kong and China Gas Company)によってメンテナンスされてきました。
第二次世界大戦後に香港中のランプは徐々に電気に代わっていきました。
そのため現在香港に残っているのはダデル・ストリートのこのガスランプのみとなっています。
石段と4つのガスランプは香港の法定古蹟(記念建造物)として登録されています。
ガスランプが点灯されているのも素敵です
石段のガスランプは毎日18:00から早朝6:00まで点灯されます。
点灯されている様子をどうしても見たくなって夕方にもう一度立ち寄りました。
確かに点灯されていました。
とても優しい光です。
点灯している時間にもう一度来れて良かったです。
ガスランプの光に100年前の香港を感じる事が出来ました。
まるこ
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