香港和僑会で開催された「香港の抗議活動」に関する説明会がとても勉強になった
香港和僑会での特別説明会
香港和僑会で開催された、香港日本総領事館から領事を招いた特別説明会に参加してきました。
テーマは香港の抗議活動。
当初は逃亡犯条例修正問題関連だったのですが、この法令自体は撤廃が発表されたため、広く抗議活動としたそうです。
事態はかなり入り組んでいる
2019年9月4日に逃亡犯条例の改正案の撤廃が発表されたため、事態は収束すると思われましたが、引き続きデモは続いています。
外国人には分かりづらいこの変化が局面①~⑦に分けて説明されていて、とても勉強になりました。
また、外国人である私達が安全にこの地に暮らして行くにはどうすれば良いのかどうかも改めて考えさせられました。
外国人は狙わない
連日の報道を見て香港は危険なのではないかと思われるかもしれませんが、現時点では普通に生活ができます。
その大きな理由は、あくまで一連の抗争が香港のデモ参加者vs政府・警察だから。
外国人は巻き込まれることさえ無ければ安全です。
領事からは、今後気をつけることとしてこのような説明をうけました。
1.情報収集
まずは当然ですが情報収集です。
最近は、香港領事館側もかなり細かく情報提供してくれるようになったので、とても助かります。
デモは週末にあることが多いので、金曜日の時点で、その週末のデモのスケジュールをチェックする必要があります。
私自身もインターネットの情報と、香港人の同僚からの情報を頼りにしています。
2.近づかない
2つめの注意事項は、不用意にデモに近づかないことです。
物理的に危険であるのと同時に、地下鉄の運行停止の影響を受けたりといったこともあり得ます。
3.写真を撮らない
3つめはデモの写真を撮らないことです。
実は私はこれを破ってしまって写真を撮ってしまっています。
今思うと、ちょっと危険だったのかもしれませんが。
言い訳にしかなりませんが、写真を撮る時には、 絶対にデモ隊の顔を撮ることはしていません。また仮に写り込んでしまっても、その写真はシェアしていません。
デモ参加者は、逮捕などを恐れて写真を撮られることを極端に嫌うからです。
4.SNSを含めた発言に注意する
そして最後はSNSを含めた発言に注意するということです。
うっかりとした失言などが、SNSで一気に拡散されることがあるそうです。
また香港人によって、デモを支援する側と親中派がいるので、発言には注意をする必要があるそうです。
今回のノート~マインドマップ
今回は大まかな内容をスマートフォンでマインドマップに書いて記録しました。
使用したのはiMindMapと呼ばれるアプリです。
まるこ
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