大士王が掛け軸だったり、骨組みが昔ながらの竹だったりしたのが良かった~香港のお盆祭り「ハングリー・ゴースト・フェスティバル(盂蘭勝會)」を見学(10)~佛教三角碼頭街坊盂蘭勝會@中山紀念公園
盂蘭勝會
香港のお盆の期間は、農暦の七月一日~三十日の一ヶ月と日本に比べて長いです。
2018年は8月11日から9月9日までがこの一ヶ月にあたりました。
香港島の上環にある中山紀念公園で開催されたお盆まつりを見学してきました。
中山紀念公園
中山紀念公園は、孫中山(日本では孫文として知られています)を記念して作られた公園です。
せっかくなので最初に公園自体を探索することにしました。
公園の中には屋内のスポーツ施設があります。
また広い芝生の中心に孫中山の立派な像がありました。
昂船洲大橋
公園は海沿いにあるので、ビクトリアハーバーの景色が楽しめます。
巨大橋の昂船洲大橋(Stonecutters Bridge)も見えました。
盂蘭勝會
一通り公園内を見学したので、お盆まつりの会場に向かうことにしました。
会場はバスケットコートらしくちょっと狭めです。
神様の着る洋服が掛けられている神袍棚も、会場の外にありました。
会場の中に入りました。
神棚(天地父母棚)もバスケットゴールの周りに建てられていました。
大士王が掛け軸
ここで驚いたのが、大士王の像が掛け軸だったことです。
通常の潮州式のおまつりの場合は、怖い形相の青い顔をしています。
でもこの大士王は普通の武将のようです。
大士王はおまつりの最終日にお炊きあげされてしまいますが、掛け軸だと燃やさなくて良い利点もあるのかもしれません。
横にいるのは地元の神様
また大士王の横に、三人の紙でできた神様がいました。
この神様は地元の神様のようです。
そしてあの世へのメッセンジャーとしての役割のある神馬も,バスケットゴールの下にいました。
昔ながらの竹の骨組みなのが良かった
潮州式のおまつりは香港のお盆まつりで一般的なのですが、その開催される場所によって違います。
昔はどの会場でも建物の竹で組んでいたそうですが、今は多くの会場が鉄を使用しています。
この会場は昔ながらの竹組みなのが良いですね。
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まるこ
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