東京で初めての親指シフト体験 ~ 親指シフトによる文字入力が過去に痛めた手首に優しいのかどうか検証中です
親指シフトを体験しました
今回の香港から日本への一時帰国の一番最後に受講したのは、「親指シフト道場」といワークショップです。
親指シフトに関しては、今まで何度も周りから聞いていたキーワードでしたが、自分には無理だろうと半ばあきらめていました。
今回偶然自分のスケジュールと合ったので、思い切って参加をしました。
親指シフトって何?
親指シフトは私たちがPCで文章を入力する時の入力方法で、「ローマ字入力でもかな入力でも無い」方法です。
Wikipediaによると、「日本語の「かな」を入力するため、1979年(昭和54年)に、富士通が考案したキー配列規格の一種である。」と書かれています。
親指シフトユーザーとして有名なのは経済評論家の勝間和代さんです。ブログなど様々な媒体でこの親指シフトを紹介しています。
その他にも猪瀬直樹さん、曽野綾子さんといった大量に文章を書く方や、ブロガーの多くがこの方法を使って文章を書いています。
この親指シフトですが、「話すように書ける」のがメリットと言われています。
今回はorzレイアウトで習いました
今回私が親指シフトを習ったのが、ブログでもお世話になっている「ものくろキャンプ」です。
こちらの「親指シフト道場」では、orzレイアウトによるキー入力方法を学びました。
このorzレイアウトというのは、親指シフトのキーから右手の位置を1キーずつ右にずらす方法です。
この方法によって、右手の入力が格段に楽になるそうです。
この道場を主催されている、「ものくろさん」こと大東信仁さんはこのorzレイアウトを開発されたご本人です。
そして前述した勝間さんも今はこのorzレイアウトを使用しているそうです。
同時打鍵にはなかなか慣れません
パソコンの上にレイアウト表を貼りつけていざ開始です。
といっても、当たり前ですがまったく指が動きません。
親指シフトの特徴として「同時打鍵」というものがあります。
それぞれの文字とスペースキーを同時に押すというものなのですが、なかなか慣れません。
手首に負担が無いかもしれない
良いかもしれないと思ったのは、手首への負担が少なそうだという事です。
私は学生の時に楽器で右手首が腱鞘炎になってしまい、今でも慢性的に痛みます。長時間のキーボード入力が出来ない事があります。
ただ、この親指シフトで入力するとほとんど手を動かしません。そのため手首への負担が少ないかもしれないと思ったのです。
今は1日10分のタイピング練習と親指の位置の修正をしています
タイピング練習を始めて数日がたちました。
ワークショップの際に1日5分を3セットすると指導されましたが、続きそうにないので1日10分のみにしています。
まだ全く感触がわからないので続けられるかは何とも言えません。
また、ワークショップの際に、右手でスペースキーを押す癖があると指摘されました。
親指シフトでは左の親指はスペースキーに、右の親指は 変換キーに位置を固定させる必要があります。
そのため職場のキーボードにも親指の位置の印をつけて、親指の位置だけでも正しい位置に固定出来るように心がけています。
今後の課題は右端にあるEnterキーです
今後の課題となり得るのが右端にあるEnterキーです。
自分でローマ字入力をしている時にどのようにBack SpaceキーやEnterキーを押しているか意識してみました。
すると手首に余計な負担がかからない様に、毎回ホームポジションから手を離して、肘から先の腕全体を動かして中指などで押していた事に気づいたのです。
親指シフトのBack Spaceキーに関しては、小指をひとつ右に動かすだけなので大きな問題ありません。
ただEnterキーの場合は手の位置からそれなりに距離があるので、指で押せるのだろうかというのが不安材料です。
こちらに関しては、今後入力を続ける中で何らかの解決策が見つかる事を期待しています。
とりあえず今は毎日キーを打つ練習を続けていこうと思っています。
まるこ
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