香港からの一時帰国で新宿御苑に行った時に必ず立ち寄る場所 太宗寺
新宿御苑のおすすめは太宗寺です
新宿御苑駅周辺といえば、その名の通り新宿御苑という公園が有名です。
新宿御苑は「言の葉の庭」という映画のモデルとなった場所でもあります。
でも私自身はこの新宿御苑よりも優先的に立ち寄るスポットがあります。
それが、この太宗寺(たいそうじ)です。
太宗寺は、丸ノ内線の新宿御苑駅の新宿通りより1つ北側の道を西側に歩いてすぐの場所にあります。
実は私は昔6年ほどこの近辺で働いていて、毎日通勤の時にこのお寺の前を通っていたのです。
そのためつい懐かしくなり、近所に来ると立ち寄ってしまうのです。
銅造地蔵菩薩坐像は江戸六地蔵のひとつです
お寺に入ってすぐ目につくのが、この銅造地蔵菩薩坐像です。
像の高さは2.67mもあります。
この銅造地蔵菩薩坐像は、「江戸六地蔵」と呼ばれるもののひとつです。
その他の江戸六地蔵は以下の五つですが、永代寺のものは現在は残っていないそうです。
品川寺 品川区南品川
東禅寺 台東区東浅草
真性寺 豊島区巣鴨
霊厳寺 江東区白河
永代寺 江東区富岡・・・・現存していません。
屋内の閻魔像と奪衣婆像は大迫力です
実はこの太宗寺ですが、こちらの建物の中にものすごいものがあります。
それは閻魔像と奪衣婆像です。
撮影するのをためらう程怖いので、看板だけ撮りました(笑)
閻魔はもちろん地獄にいる閻魔大王です。この閻魔はなんと「子供を食べる」という言い伝えもあるそうです。
そして奪衣婆(だつえば)というのは、三途の川を渡るときに、渡るためのお金が無い人の服をはぎとる老婆の鬼です。
2つの像ですが普段は照明が点いていないので、中が見えません。
でも建物の入り口のスイッチを入れると、1分間部屋の明かりが点灯して中が見えるのです。
見ると分かるのですが、かなり大きくて迫力があります。
インパクトで比較すると、銅造地蔵菩薩坐像の何倍もあります。
最後に ~ お寺にはマンションのような屋内墓地があります
今回久しぶりに行ったのですが、敷地内にマンションの様な建物を見つけました。
なんでお寺の敷地内にマンションなのだろうと近づいてみたところ、マンションでは無くて立体型のお墓でした。
インターネットで値段を調べたところ、全ての費用込みで90万円という事です。
将来墓地を探す時にこういった選択もありますね。お墓の掃除の手間も省けます。
でも自分が仮にこのお墓に入った時に、いつも近くに閻魔と奪衣婆がいるのはちょっと怖い気がしますね。
まるこ
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