雑誌ダ•ヴィンチをKindleで購入して今まで知らなかった小説や作家と出会えました
香港人はお金にならない読書はムダと考えているようです
先日インターネット上で気になる記事を見つけました。
少し前のものですが、香港人の読書習慣に関するものです。
この記事によると、香港人はお金儲けにつながらない読書はムダだからしないそうです。
実際に書店を見ても、受験に関する書籍が多くあるにもかかわらず、大人向けの本はあまり多くありません。
香港人が書籍を全く読まない事はないと思いますが、日本人ほど読まないのは事実です。
自分自身も小説をあまり読んでいないことに気づきました
香港人は本を読んでいないと言っておきながら、自分はどうだろうか改めて振り返ってみました。
確かに私は人よりは多く本を読んでいますが、その多くは実用書やビジネス書であり小説はあまり読んでいません。
そうであれば、お金にならない本は読まない香港人とそれほど変わりは無いのかもしれません。
私たちの多くは社会人になると、読書が娯楽から実用性のあるものにシフトしていってしまいがちです。
そうするとどんどん楽しみとしての読書から遠ざかっているのかもしれません。
アマゾンは好きな本を探すのには便利ですが、思いがけない本との出会いは難しいです
海外では身近に日本の書籍があまり売られていません。
香港は海外の中ではかなり日本の書籍が手に入りやすい場所ではあります。
それでも気楽に本屋に立ち寄って売れ筋の本をチェックするといったことは出来ないのです。
私は主にアマゾンで書籍を購入します。
アマゾンの素晴らしいところは、自分が好きそうな本をちゃんと前面に出してきてくれる事です。
でもその反面、自分が好きそうでない本との新たな出会いが出来にくい欠点もあります。
ふと本屋に立ち寄って新しい本と出会うような体験がなかなか出来ないのです。
そういった中で、どのようにして読む本の幅を広げたら良いのか色々と試行錯誤しています。
どのような本があるか調べるために本のカタログの様な雑誌を購入しました
ひとつの解決方法として、本のカタログの様な雑誌を読んでみるという方法をとってみました。
小説やコミックを中心とした書籍を紹介しているダ•ヴィンチという雑誌のバックナンバーを何冊かKindleで購入しました。
購入したのはこの3冊です。
2016年7月号
2016年8月号
2016年9月号
見ればわかると思いますが、表紙で選びました(笑)
この雑誌を購入したのは今回初めてだったのですが、読んでみて驚きました。
その多くが自分の知らない作家の本だったからです。
もちろん、山田詠美、村山由佳といったおなじみの作家もいましたが、最近人気の出た作家の方などは芸人の又吉君くらいしか知りませんでした。
もちろん今まで日本に帰国した際に立ち寄った書店で、こういった作家の作品を見かけてはいたと思います。
でもその時は、自分に関係ない書籍と思ってほとんど目に入っていませんでした。
雑誌でその本について解説されていたり著者本人が出てきたりすると、親しみが出て本を読んでみたくなります。
このように、雑誌を通して新たな本の世界に触れるのも楽しいですね。
最後に~ 雑誌の場合Kindleと紙のどちらが良いか
今回、Kindleの雑誌を読む際に、比較的画面の大きいiPad miniを使用しました。
それでも雑誌のサイズに比べるとだいぶ小さいので、細かい文字は拡大しないと見えないのが不便でした。
また、電子書籍の場合は一部タレントが黒塗りになっていたりと制限があるので、購入が可能であれば紙の雑誌の方が良いと思いました。
ただ携帯するにはKindleの方が圧倒的に便利なので難しいところですね。
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まるこ
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