香港上海(HSBC)銀行のセキュリティーデバイス再発行依頼 ~ 英語の苦手な人がテレフォンバンキングの罠に引っかからないための5つの心得

香港上海(HSBC)銀行のセキュリティーデバイス再発行依頼 ~ 英語の苦手な人がテレフォンバンキングの罠に引っかからないための5つの心得

セキュリティーデバイスが使えませんでした

香港上海(HSBC)銀行のセキュリティーデバイスが使用出来なくなっていました。

こちらのセキュリティーデバイスは、オンラインバンキングで投資用口座を利用する時などに必要になります。

近所にあるHSBC銀行に行って、案内の人に状況を説明すると、

「このデバイスは古いタイプのもので、今は使えませんよ。」

と言われました。

単にデバイスが古かっただけ

こちらのデバイスですが、2014年に新しいタイプのデバイスに変更しているそうです。

この変更に関しては、日本人御用達ブログである「香港HSBC お助け支店 支店長ブログ」にも書かれていました。

「変更後のデバイスは全ての家に届けられているはずですが」

と銀行で言われたのですが、私の方では全く記憶無し。

おそらく引っ越しなどで見失ってしまったのでしょう。

セキュリティーデバイスの再発行手続きは支店では出来ないそうです。テレフォンバンキングに電話で再発行依頼をする必要があると言われたので、早速連絡をしてみました。

テレフォンバンキングは罠がいっぱい

こちらのテレフォンバンキングですが、実はかなりの曲者です。

途中で様々な罠が出て来るのです。

そのため英語力のあまり無い私にはかなりハードルの高い作業となります。

そのためこのテレフォンバンキングの罠に引っかからないで、自分の目的を達成する方法を5つの心得としてまとめてみました。

ちなみにこの情報は英語力にあまり自身の無い人向けです。

英語がすらすらと聞き取れる人は、この後にある情報は必要ありませんので無視してください。

1.事前にインターネットでテレフォンバンキングの自動音声のパターンについて調べておく

インターネット上では、様々な企業や個人がHSBCでの取引方法を書いています。

そういった情報から、テレフォンバンキングでどのように進めば良いかを事前に調べておくことが必要です。

ちなみに、私が参考にしたサイトはこちらです。

2.一度に色々な事をしようとしない。

私は何回かテレフォンバンキングで失敗をしています。

何とかオペレーターにつながったのですが、その時にテレフォンバンキングのPIN番号(パスワード)を設定していなかった事に気づいたのです。

オペレーターが「自動音声にしますので、まず設定から始めて下さい。」

そういって、そのまま自動音声に切り替わってしまいました。

私は予想外の状況にパニックになってしまい、間違ったボタンを押してしまったようです。

結局電話は無音状態になってしまいました。

1.で紹介したサイトにこのテレフォンバンキングのPIN番号はATMで設定が可能とあったので、最終的にはATMで行いました。

  1. Other Service を選ぶ
  2. Activate Phonebanking を選ぶ
  3. 任意の6桁のPINコードを入力

1分ほどで完了。

香港に住んでいれば電話に頼らなくても出来ますが、日本からだとそうは行きませんが、その場合でも可能な限り一度に1つの作業だけした方が良いです。

3.メインメニューの前に最初の罠が始まるので気を付ける

テレフォンバンキングの電話番号は、HSBCの口座のクラスによって異なります。

電話がつながるとまず言語選択があります。ここで「2」の英語を選択するまではおそらく大丈夫だと思います。

その後「待ち時間」になるのですが、この待ち時間の間に最初の罠が始まります。

例えば、「セキュリティーが強化されたのでそれについて知りたい方は●●#●●を押してください。」といった感じです。

英語が分からないとうっかりそちらに誘導されそうです。

これを聞き流してメインメニューまで行きつく必要があります。

4.オペレーターにつながるまでは数々の罠が控えています

メインメニューまで行きついた場合は、ネットの情報を元に先に進んでいきます。

途中口座番号を押したりする作業が出てきます。

しかしここでも気は抜けません。

途中気持ちをそらすような関係ない情報が耳に入ってきます。

この時気を付けないといけないのは、自分の目的はあくまでもオペレーターと話してセキュリティーデバイスを再発行してもらうことなので、それ以外の情報はシャットダウンするという事です。

5.最後の罠 ~ オペレーターも罠を仕掛けてくるので、最後まで気を抜かない

そしてようやくオペレーターにつながります。

要件である「セキュリティーデバイスの再発行」を伝えてほっと一息です。

でもここで気を抜いてはいけません。オペレーターが最後の罠を仕掛けてくるのです。

それは、要件以外のサービスについて説明する事です。

私はここでうっかり適当な返事をしてしまい、相手がパーソナルローンの話を始めてしまって焦ってしまいました。

電話を切るまで気を抜いてはいけません。

最後に 〜 デバイス再発行とアクティベートは電話で行う

ちなみに、オペレーターにデバイスの再発行はネットで出来ないのか聞いてみました。以前は出来たのですが、2016年9月現在はネットでの再発行依頼サービスを停止しているそうです。

更にこの後もう1つ仕事があります。

それはデバイスが自宅に届いた後に行うデバイスのアクティベート(有効化)です。

アクティベートも電話でするようにと言われました。

ああ、、、またこの罠と戦わないといけないのか。

そう思うとちょっと憂鬱です。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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