オクトパスカード(Personalised Octopus Card)の 再発行に手間取った〜紛失届を一旦出したら、あとで見つかってもそのカードは使えません
オクトパスカード
オクトパスカード(八達通)は、日本でいうとSuicaやPasmoのような地下鉄に乗る際に必要なカードです。
Personalised Octopus Card
オクトパスカードで私が使っているのは、個人情報の入った Personalised Octopus Card(個人八達通)です。
記名式の定期券のようなものです。
オクトパスカードには、地下鉄に乗る以外にもこのようなさまざまな機能があります。
- 電子マネー機能~コンビニでの買い物など
- マンションのカードキー(住んでいるマンションがMTR管理のため)
- 職場のエレベーターのセキュリティーキー
- ウェルカムなどのスーパーのポイントカード(Octopus Reward)
このようにオクトパスカードは様々な用途で使われていて、香港人の生活に無くてはならないものになっています。
紛失届けを一度出したら、後で見つかっても元には戻らない
このPersonalised Octopus Cardは、紛失した場合に紛失届けを出すと再発行することが出来ます。
でもここでひとつ問題があります。
それは一度提出した紛失届けが受理されると、もしカードが見つかっても既に無効になっていてそのカードは使用出来ないということです。
再発行の手順
先日尖沙咀のフェリーターミナルで定期入れを落としたので紛失届を出しました。
数日して定期入れは見つかったのですが、残念ながら既にこのオクトパスカードは無効になっていて使えません。
この時の再発行の手順を振り返ってみました。
手順1 紛失届けの電話をする。またはオンラインで行う。
オクトパスカードを紛失したら、紛失届けの専用電話(24時間)に連絡します。
駅の窓口では受け付けていません。
電話 2266 2266
またMTRのウェブサイトでも受付可能です。
手順2 古いオクトパスが見つかったら駅にカードを返却する
今回のように後日見つかった場合でも、そのカードは既に無効になっています。
そのため駅の窓口でで返却手続きをします。
新しいカードは10営業日後に自宅に届く仕組みになっています。
手順3 住所変更があったらホットラインに電話をする
カードは自宅に届くので、カードの申し込みの後に引っ越しをしている場合は、正しい住所にカードが届きません。
そのため今度は紛失とは違うホットラインの番号に電話して、あらかじめ住所変更の依頼をしないといけません。
ホットライン
電話 2266 2222
平日 9時~21時 /土曜 9時~18時 / 日祝 休み
手順4 カードが届いたら、駅の窓口でアクティベートする
カードは大体2週間後(10営業日後)に届きます。
そして無事にカードが届いても、ここで終わりではありません。
今度はまた駅の窓口に行って「アクティベート」の作業をしないといけないのです。
アクティベートの時には、カードと一緒に
- 一緒に同封されていたレター
- 身分証明書(香港IDかパスポートで、登録時に使用したもの)
が必要です。
この時に手数料の50ドルがオクトパスから引かれます。
手順5 カード到着後30日以内にポイントの移行
そして最後の手順は、ウエルカムなどのスーパーにあるOctopus Rewards Stationか、駅の構内にあるOctopus Service Pointの機械にカードをかざす作業です。
このカードをかざすことで、前のカードで貯めていたポイントを新しいカードに移行させることができます。
私はマーケットプレイスというスーパーにあるこのOctopus Rewards Stationを利用しました。
カードリーダーにカードをかざすと自動的にダウンロードが始まって数秒で終わります。
これでようやく作業の終了です。
3箇所とやりとりが必要なのが面倒だった
今回の紛失の際は、一回の紛失で3箇所とやりとりして、更に機械での手続きも必要でした。
- 紛失届専用ライン 手順1
- ホットライン 手順3
- 駅の窓口 手順2と4
- オクトパスの機械 手順5
何で1箇所で済ませてくれないんだろうかと文句も言いたくなりますが、ここは香港なので仕方ありません。
今回のオクトパスの紛失では色々学ぶことが出来ました。
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まるこ
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