香港発羽田空港行きの香港エクスプレスの深夜便UO624便の席を比較〜最前列・アップフロントシート・スイートシート・後部座席のどの席が良いのか考えてみた
香港エクスプレスの深夜便
私は香港発羽田空港行きの香港エクスプレスの深夜便UO624便を良く利用しています。
UO624便は香港時間で23時50分に香港国際空港を出発して,翌日早朝4時45分に羽田空港に到着します。
このUO624便は夕方まで普通に仕事をしてから飛行機に乗って、更に次の日の朝から日本で行動出来ます。
そのため香港在住者が短期の日本滞在をするのにちょうど良いのです。
香港エクスプレスの機材は全てエアバスA320で統一されています。
座席の平均サイズは28インチ。左右3列並びで30列あるので、最大で180人載せることができます。
座席の比較
私は深夜便は寝るだけなので、機内食やエンターテイメントは必要ないと思っています。ただ狭い機内の中でどれだけ快適に過ごせば良いかなついては神経を使っています。
私が今まで何回もこの飛行機に乗った経験で、それぞれの席を比較したいと思っています。
最前列
メリット
- 前の部分がかなり広い(女性の私では足を伸ばしても前の衝立に届かない)。
- 飛行機到着後一番先に降りる事が可能
デメリット
- U-Bizを除いて追加料金が必要(HKD 160.00 / 2,400円)
- 緊急時の手伝いが出来る18歳以上といった幾つかの条件がある
- 離着陸時に荷物を座席前に置けない
- 真上の荷物棚がストレージの場所になっているため、自分の荷物が置けない。後ろの席の上を使わないといけないが、荷物を入れるタイミングを逃すと場所が無くてだいぶ後ろの荷物棚を使う羽目になって最前列の意味が無くなる。
アップフロントシート
アップフロントシートというのは、前列2列目から11列目までのシートです。
メリット
- 飛行機到着後一番先に降りる事が可能
デメリット
- Funサービスでは追加料金が必要(HKD 750 / 1,100円、Fun+, U-Bizでは無料)
スイートシート
香港エクスプレスにはスイートシートと呼ばれるシートピッチの広い座席があります。厳密には最前列もスイートシートなのですが、ここでは除外しておきます。
この座席は、翼の上の非常口のある前方12~13列目の席のことです。
メリット
- シートピッチがかなり広い
デメリット
- U-Bizを除いて追加料金が必要(HKD 160.00 / 2,400円)
- 緊急時の手伝いが出来る18歳以上といった幾つかの条件がある。
- 離着陸時に荷物を座席前に置けない・・・・真上の荷物棚がストレージになっていて自分の荷物が置けない場合があってその際は前後の席の上に置かないといけない。
後部座席
そして最後はその他の座席です。具体的には14列より後ろの席です。
メリット
- Funサービスの際の追加手数料が比較的安い(HKD 55.00 / 810円、Fun+, U-Bizでは無料)
- 座席をおまかせにすれば料金はかからない
デメリット
- どこに座るか分からないので、場合によってはうるさい香港人の若者に囲まれて眠れない事がある。
LCCの上の棚はいつも満杯
ここで重要なことは、LCCを利用する多くの人は「手荷物だけ」で飛行機を利用するという事実です。
そのような人は手荷物としての最大のサイズのキャリーバッグを持ってきます。
そのため上の棚はいつもスペースが無いと思っておいた方が良いのです。
以前離陸時に上の棚にしまった荷物があって、上空に出てから取り出したいと思ったことがありました。
でも自分の荷物の前に他人の荷物がみっちりと置かれていて結局取り出せなかったのです。
そのため化粧ポーチなど機内で使いたいものがある場合は、最前列やスイートシートをあえて避けて、前の席の下に荷物が置ける場所の方が良い場合があるのです。
今後はU-Bizでアップフロントシートにするつもり
このように最前列を含めたスイートシートが必ずしも良いとは限らない事がわかります。
私自身はシートピッチは気にならないので、U-Bizでアップフロントシートを選ぶのが一番良いと考えています。
でも荷物よりシートピッチが広い方が良いという男性なら、スイートシートを選べば良いのではないかと思うのです。
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まるこ
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