ビーガン料理でデトックス~綠野林生‧活‧素餐廳-綠野小廚(Greenwoods Raw Cafe)@尖沙咀
素食はベジタリアンのこと
中国語で「素食」という言葉があります。
日本語だと「簡素な食事」という意味なのですが、中国語だと違います。
素食は「菜食主義」つまり「ベジタリアン」のことになります。
素食レストランには幾つか種類がある
香港では軽食のお店やレストランで「素食」という言葉が見られますが、カテゴリーで分けると大体このようになります。
- 欧米人のベジタリアンのためのカフェ
- インド人のベジタリアンのためのレストラン
- ムスリムのハラルフードを取り扱うレストランの一部
- その他のレストラン
ビーガン料理のお店
今回はこのカテゴリー4にあたり、更にベジタリアンの中でも厳しめのルールを持つ「ビーガン(ヴィーガン)料理」を取り扱うレストランに行ってきました。
ビーガン料理というのは動物性タンパク質だけで無く、卵や乳製品も使わない料理のことです。
Greenwoods Raw Cafe
今回行ってきたのは、尖沙咀にある「綠野林生‧活‧素餐廳-綠野小廚(Greenwoods Raw Cafe)」という不思議な名前のレストランです。
尖沙咀駅近くの雑居ビルにあるのですが、ちょっと分かりづらいです。
目印はこのローカルの定食屋さんです。
この建物のすぐ右にビルの入り口があります。
エレベーターで上って13階にあります。
お店を入った所に売店があって、その奥にレストランがあります。
ナチュラルな内装の店内です。
メニューと一緒に宣伝のパンフレットも置かれていました。
基本は全て生食
このレストランで衝撃を受けたのが、店名の通り全て「生食」だということです。
香港をはじめとした中華圏は、原則全ての食べ物に火を通して温かい状態で食べる文化です。
そんな中でほぼ全ての料理が生でしかも冷たいというのはある意味衝撃でした。
今回のメニュー紹介
今回食べたメニューをご紹介します。
1.グリーンスムージー
一見野菜スープですが、これは甘めのスムージーです。
バナナ・パイナップル・ケール・ほうれん草・ライムの葉が入っているそうです。
2.サラダ
2品目はサラダです。
3.メインメニュー
メインメニューは日替わりで、ベトナムのスープ麵です。
ちなみにスープ麵といっても温かくありません。
こちらも生食なので冷たいです。
4.追加の生パン
そして最後に追加で生パン(Raw Bread)を頼みました。
こちらはバナナ味の生パンです。
デトックスに出来そう
今回驚いたのが、この店がそれなりに人が入っていたことです。
火を通したものしか食べない香港人が、かなり高いお金をかけて生食専門のレストランに行く人がいるということに驚きました。
普段はなかなかこのような食べ物に接することはありません。
いつもはどうしてもお肉や脂の多い香港のご飯になりがちですが、たまにこういったものを食べてデトックスするのも良いですね。
まるこ
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