香港に台風が上陸  –  香港人にとって台風はお祭りの1つです

香港に台風が上陸  –  香港人にとって台風はお祭りの1つです

大型台風が香港に上陸した

2016年8月1日の夜、香港に大型台風のNIDAが上陸しました。

今回のシグナル8の予想時刻は1日の21時。

シグナル8になると仕事をしてはいけません。

また公共の交通機関も間引き運転になってしまい、タクシーも割増料金になってしまうので、シグナル8になる前に帰宅する必要があります。

香港の会社の終了時間はは18時が多いです。

そのため18時過ぎの駅の構内はいつも以上に人で溢れかえっていました。

こんなニュースもありました

香港の名物である看板。

確かに落ちてきたら危ないですよね。

香港人にとって台風はお祭りの1つ

台風は災害を引き起こすため、もちろん良いことではありません。

でも香港人の同僚たちを見ると心なしかワクワクしています。

気になるのはずばり、

シグナル8になって会社が休みになればいいなぁ〜〜」

ここだけです(笑)

そのため不謹慎とわかりつつも、ちょっとしたお祭り騒ぎになるのです。

ガラス扉の補強

台風が近づくとあらゆる場所で見られるのはこの「ガラス扉にばってんに貼られたテープ」です。

ガラスの補強と万が一の飛散の防止なんでしょうね。

また、今回初めてこんな大掛かりなものまで見つけました。

さすが台風慣れしています。

台風上陸!

大型台風NIDAですが、結局1日の21時前にシグナル8になりました。

そして翌日の8月2日の7時に香港に上陸。

シグナル8なので、会社には行けません。

ただ、香港のどこの会社でもシグナル8が解除されてから”2時間以内”に出社しないといけない決まりがあるため、ネットを確認しながら家でのんびりと過ごしました。

シグナル8が解除された

11時頃のHong Kong Observatoryより、「午後1時前にシグナル3になる予定」と発表があったので、早めに家でお昼を食べて待機。

その後12:40分に無事にシグナル3に戻ったので、職場に向かいました。

私は解除されてすぐに家を出たので、思ったほど地下鉄も混んでいませんでした。

多くの香港人は解除されて2時間のぎりぎりの時間に来るようです。

最後に

お祭りも終わり、日常の生活に戻りました。

ちなみに今日は香港市場は1日クローズするそうです。

色々あった1日でした。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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