香港聖公會の建物である「ビショップスハウス」と「セントポール教会」〜香港歴史散歩@中環(セントラル)
香港聖公會
香港のセントラル地区は,イギリス統治時代から中心的な場所であったため、当時からの建物が色々と残されています。
今回ご紹介するのは、香港聖公会というキリスト教の組織の大主教の家(ビショップハウス)とその関連の教会です。
聖公会はキリスト教の一派
聖公会はイングランド教会から生まれて、日本を含んだ世界中にその組織のあるキリスト教の一派です。
教義としては西洋のキリスト教の大きな組織である「ローマカトリック」と「プロテスタント」の中間に位置するそうです。
ビショップスハウス(The Bishop’s House)
前回Old Dairy Farm Depotをご紹介しました。
雪廠街(Ice House Street )の緩やかな上り坂を進んで正面に見えるのがOld Dairy Farm Depotですが、左側を見上げた高い場所にもクラシカルな建物が建っています。
この建物はビショップスハウス(The Bishop’s House・・會督府)と呼ばれています。
ビショップスハウスは1848年に建設された香港聖公會の大主教(代表)の住居兼事務所として使われています。
そのため一般には公開されていません。
香港聖公會大主教(Hong Kong Anglican Archbishop)のイメージから考えて、なんとなく白髪のイギリス人のおじいさんなのかと思っていました。
でも香港聖公會ウェブサイトで確認したところ,中国返還後は大主教も眼鏡をかけた香港人の男性でした。
イメージだけで判断してはいけないですね(笑)
セントポール教会
そしてこの近くにはもう1つ古い建物があります。
Old Dairy Farm Depotから信号を渡ると左側に見える建物である建物がセントポール教会(St Paul Charch Glenealy)です。
正式名称は香港聖公會聖保羅堂(HKSKH St.Paul’s Church)です。その名の通りビショップハウスと同じ香港聖公會の系列の教会になります。
Glenealyというのは通りの名前なのですが、セントポール教会はほかにもあるので、区別するために地名をつけているようです。
まるこ
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