ブルーピリオド展の、絵画によるレベルの高すぎる実写版に衝撃を受けた
ブルーピリオド展
ブルーピリオド展に行ってきました。
原作で登場人物が描いた絵を、実際の画家で表現する「レベルが高すぎる絵画の実写版」であるこの展示。
衝撃のあまりまだ興奮冷めやらぬ状態ですが、早速振り返ってみることにします。
ブルーピリオドは、山口つばささんの漫画が原作です。
2021年に放映されていたアニメでは、美大(東京藝大)を目指す高校生の姿が描かれています。
ヨーロッパの名画の見方が分かる
イベントでは、実際のヨーロッパの名画が登場します。最初のピカソの絵のみが撮影禁止でしたが、その他はカメラ・動画による撮影が可能てす。
ヨーロッパの名画が並んでいて、まずは純粋に絵を鑑賞します。
その後はそれぞれの絵の解説を読みながら、絵について振り返ることができます。
個人的にはゴヤの我が子を喰らうサトゥルヌスについての、「なんで人食ってんの?」の質問がツボでした。
原作で登場した実際の絵が登場
原作に出てきた絵が実物大で観られるのも魅力です。
こちらはF100号サイズ(1620×1303mm) の絵です。
縁をテーマにしたF100号の大作も出てきます。
主人公の矢虎君は油画専攻。
油画のインクの厚みとか感触は、漫画やアニメだと分かりづらいですが、実際に描かれた絵を見ると、その迫力に圧倒されます。
展示では東京藝大の一次試験の自画像や、二次試験の裸婦像の絵も登場します。
原作でも登場した矢虎君の絵。
割れた鏡も再現されています。
展示では他の生徒が書いた絵も登場して、そのどれもが素晴らしいのですが、個人的には手前(右)の世田介君の絵が強烈でした。
WHAT CAFE でランチ
展示を観た後は近くのWHAT CAFEでランチ。
このお店ではブルーピリオド展とコラボしたドリンクが飲めます。
私はローストチキン&薬膳カリーとあわせて、コラボドリンクの早朝の渋谷のカラーカクテルを飲みました。
このドリンクアルコールらしいです。ほとんど酔わないレベルですが、お酒が飲めない方気をつけてください。
音声ガイドもおすすめ
デッサン体験や、週末の予約制で「あなたが考える青色」を作るワークショップが開催されていて、実際に絵画を体験することもできます。
音声ガイドも有料で用意されています。
会場とデジタルの両方を楽しめる特別チケットを買っておくと、自分のスマートフォンを使って音声が楽しめます。
音声は麒麟の川島さんバージョンとアニメの声優さんバージョンの両方があって、どちらも美声です(笑)。
原作を観てから行った方が楽しめる
ブルーピリオド展はアート複合施設としても有名な、天王洲アイルの寺田倉庫で開催されています。
2022年6月18日(土)から9月27日(日)までなので、興味のある方は是非。
もちろん原作を観てから(アニメで大丈夫です)の方が断然面白いです。
まるこ
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