こだわりの映画館「ブロードウェイ・シネマティーク(Broadway Cinematheque)」@油麻地は、映画以外の利用でも楽しめるオススメの場所です
ブロードウェイ・シネマティーク
九龍半島の油麻地(Yau Ma Tei)に、ブロードウェイ・シネマティーク(Broadway Cinematheque)という映画館があります。
ここは映画通が通う場所としても知られています。
場所は美都餐室の近くです
ネイザン通りから眾坊街(Public Square Street)に入ってしばらく歩きます。
途中美都餐室(Mido Cafe)が見えますが、ここを通り過ぎて更に歩いて行きます。
すると、右側に映画館の建物が見えてきます。
香港は土地が狭いので、通常の映画館はショッピングセンターの中にあります。
そのため、このように映画館として独立した建物があるのはとても珍しいことです。
現在上映している唯一の邦画は日活ロマンポルノです
この建物の反対に回って写真を撮りました。
こちらが正面のようですね。
上映されている映画もファミリー向けのものは無くて、社会派の映画が多いです。
このようなイベントも行われるようです。
2017年2月4日現在、邦画で唯一上映されていたのは板尾創路主演の「ジムノペディに乱れる」という映画です。
日活ロマンポルノの復活ということでニュースでは知っていましたが、まさか香港でも上映されているとは知りませんでした。
ショップで邦画のチラシを見ました
ここが売店兼チケット売り場です。
そしてここがDVDやブルーレイが売られているショップのシネジェムス(Cinegems)です。
左の手前にあるのはレンタルのコーナーです。
こんな香港らしいものも売られています。
私が興味を持ったのは、レンタルコーナーの向かいにある映画のチラシが掲示されているコーナーです。
日本の映画が多いです。
柳楽君主演の映画、そして上に見えるのはなんとジュリーです!
興味が尽きません。
邦画以外のハリウッド映画のチラシも日本語で書かれていたので、これらのチラシの多くは日本で調達したものと思われます。
キューブリックBCはカフェが併設された書店です
そしてこの映画館には、カフェが併設されたキューブリックBC(Kubrick BC)という書店もあります。
本は映画やアート関係が多いです。
村上春樹の旅のエッセイも並んでいました。
本だけで無くて、お洒落な雑貨なども売られています。
カフェスペース
せっかくなので、カフェでお茶を飲むことにしました。
注文をカウンターでしてから席で待ちます。
席はテーブル席とカウンター席があります。カウンター席にはコンセントもあります。
ちなみに未精算の本はカフェスペースには持ち込めません。
注文したカフェラテが運ばれてきました。
カップは小ぶりで値段も40ドルとちょっと高めですが、とても美味しかったです。
最後に ~ 映画以外の利用でも十分楽しめます
私がここに滞在したのは1時間ほどでしたが、とても充実した時間を過ごせました。
映画を観なくても、ショップを覗いたりカフェでお茶や食事をするだけでも十分楽しめるのでオススメです。
まるこ
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