エンプティーチェアで自分のビリーフがリセットできた~湘南3daysワークショップでの気づきをまとめてみた(2)
湘南3days
先日湘南国際センターで開催された、岡部明美・大塚彩子・立花岳志 湘南3daysワークショップに参加しました。
この3日間のイベントで多くの気づきがあったのですが、その中で一番大きかったのはビリーフの概念を知ることができたことです。
ビリーフ
ビリーフというのは、とらわれや制限、苦しみの元となる思考のことです。
ゆがんだビリーフを持ち続けていると、その行動に大きな影響がでます。
そんな信じ込みであるビリーフを知って、それをリセットするととても開放的になれるというのです。
ビリーフリセット
公開セッション(通称:まな板)では、対象となる参加者(クライアント)のビリーフをリセットしていくのですが、おおよそこのような流れになっていました。
- カウンセラーがクライアントの話を聴きながら、そのビリーフを見当づける
- 声がけをして、どの言葉が一番響くか確かめる
- ビリーフを見つける
- ビリーフによるメリットをあげる
- ビリーフリセットをする
私自身が立花岳志さん(たちさん)のまな板になって実際にやりとりした流れを覚えている範囲でまとめてみました。
ちなみに私自身は単にこのセッションを受けただけで正式に学んでいないので、実際のルールとはちょっと違うと思います。
①ビリーフを見当づける
まずは普通のカウンセリングから始めました。
私の場合はブログの方向性についての話から始めました(このブログに関しては別記事で書く予定です。)。
そのあと、自分自身が前に進められていない原因になっている思い込みについての話に移りました。
私自身のネガティブなビリーフって何だろうかと考えたときに、私自身が人前に出られない、なるべく目立たないようにしてしまうといった話をして、自分は空気のような存在だといった話をしました。
②声がけをして、どの言葉が一番響くか確かめる
次に目をつぶった状態で色々声をかけてもらいました。
「ここにいて良いんだよ」「このままで大丈夫だよ」「気にかけているよ」といった言葉だったのですが、私はこの中で「気にかけているよ」がとても響きました。
③ビリーフを見つける
「自分が他人から気にかけられない」こと。
それを認めたく無いために、必要以上に目立たないように、隠れようといつも必死になっているということに気づきました。
ブログを書いているクセに、自分が必死に隠して黒子に徹しようとしていたことに気づきました。
④ビリーフによるメリットをあげる
次にこのビリーフによるメリットをあげてみました。
ビリーフを持っているということはこれによるメリットがあるからなのです。
このメリットのひとつとしては、私が兄と弟に挟まれた3人兄弟の真ん中なので、母親に迷惑をかけないことがメリットだったと考えられました。
⑤ビリーフリセットをする
そして最後はビリーフリセットです。
私の時に使われたのは、「エンプティーチェア」と呼ばれる手法です。
椅子を向かい合わせに並べて、それぞれの椅子に相反する2つのキャラクターをあてます。
私の場合は、隠れていたいキャラと、目立ちたいキャラの2つになります。
そして、それぞれの椅子に交互に座って、向かいの椅子に座っているはずの自分に向かって考えたことを話してみます。
自分を外から見るって、なんだか世阿弥の風姿花伝にでてくる離見の見みたい。
この方法は単純だけど、結構分かりやすかったです。
卑屈になって無理に隠れている自分が外から見るとやっぱり変なのです。
交互に何度も座っているうちにうすうす気づいてきます。
それは、私って本当に私って隠れているだろうか、ということです。
自分で勝手に目立たないとか、今だったらスクールカースト最下層で完全なモブキャラクターだろうなとかあれこれ思っていたのですが、それこそ私のビリーフで、実際はそこまで隠れていないんじゃないか。
これは後でたちさんから言われたのですが、私が「私って空気みたいに目立たないじゃないですか」と話した時に、カウンセラーの立場で傾聴していたものの、本当はつっこみたかったそうです。
ビリーフは沢山ある
今回は私の正確についての1つのビリーフがリセットされました。
でもまだまだビリーフが沢山あるだろうな。
このビリーフリセットの考え方は、今後しっかりと学びたいなあと思いました。
まるこ
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