雑誌「致知」2年分の一気読みチャレンジを始めた
雑誌「致知」
「致知」と呼ばれる、毎月発行される人間学を学ぶための雑誌があります。
書店では並んでいなくて、定期購読の形でしか読むことができません。
この雑誌についてネットの口コミを調べたところ、「宗教系じゃないか」といったコメントがありましたが、決して宗教系ではありません。
致知は経営者が好んで読んでいる雑誌で、会社の社長とか校長先生のお話に使えそうなネタが沢山書かれています。そのため「上司に説教されているみたい」と敬遠する若い方もいるようです。
20年購読しているけど、最近は避けていた
私はこの致知を20年以上購読し続けています。
20年と書くとよっぼど人間的にできていると思われるかもしれません。
でも実際は、購読は続けていただけで、最近は読んだり読まなかったりしていました。
理由はいくつかありますが、「致知」に出てくる人たちがあまりにも自分とかけ離れた素晴らしい方ばかりなので、読んでいて自分が情けなくなってくるという思い込みもあったのかもしれません。
閉塞感打破のためにあえて読むことにした
最近日々の生活の中で閉塞感を感じることが増えてきました。
インターネットは知りたいことを知るには素晴らしいツールですが、そこからの発展が少ない気がします。
そのため、普段会えない人に会ったり、素晴らしい本を読んだりと外からの刺激を受けないとこの閉塞感を取り除くことはできないと考えました。
その閉塞感打破のための対策のひとつとして考えたのが、致知2年分をまとめて一気に読むということです。
致知には素晴らしい人の話が沢山載っているので、そういった人に会う代わりになると考えたのです。
ルールは「一日一冊」
今回は平日に一日一冊ずつというルールにしました。2年分は24冊なので、だいたい一ヶ月超で読み終えることになります。
全ての記事をじっくり読むのが一番良いのですが、気に入った記事だけ読んでも良いことにしました。
今のところ3冊目まで読んだのですが、少しずつ楽しくなってきました。
渡辺昇一先生
3冊読んで特に印象に残ったのは、上智大学の名誉教授だった渡辺昇一先生です。
2017年4月に惜しくもこの世を去りましたが、亡くなる直前まで精力的に活動をされていたそうです。
読み始めた号(2017年1月)時点でも連載が続いていて、3月号では対談記事もありました。
私は渡辺昇一先生の連載「歴史の教訓」が好きで、本を開いたらまずこの連載を読んでいたことを思い出しました。
あと21冊
今まで3冊読んだのであと21冊です。
チャレンジが終わった後に何か見えてくるものがあると良いなと考えています。
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