英検の「持ち物の上履き(スリッパ)」と「座席」の誤算〜30年振りの英検受験
30年振りの英語検定
実用英語技能検定(英検)を30年振りに受験しました。
今回は1ヶ月の準備期間で臨むという、我ながら無謀な挑戦でした。
当日の試験を受けるにあたっては、細心の注意を払いました。
それでも誤算はあって、結果はあまり良くありませんでした。
今回はそんな私の誤算についてまとめてみました。
誤算1: 会場に30分前に着いたのに、教室に入れたのが5分前だった
会場である植草学園大学附属高等学校は、千葉駅から歩いて10分ほどの場所にありました。
当日は8時過ぎに千葉駅に到着しました。
この日は千葉駅から直接成田空港に向かうことにしていたので、まずは駅ナカのコインロッカーに大型のスーツケースを預けました。
荷物を預けた後は、子どもが喜ぶミスタードーナツで朝ごはん。
ミスタードーナツは、コーヒーがお代わりもできるのが有難いです。
ドーナツを食べてから学校に向かいました。学校のすぐ近くに集合時間の30分前である9時に到着したのですが、会場近くは長蛇の列になっていました。
受付で並んでいるのかと思ったら実際はそうではありませんでした。
今回の会場は高校で、靴を脱いで上履きを履く必要があったのですが、この「上履きに履き替える作業」に時間がかかっていたのが原因でした。
結局20分以上並んだので、集合時間である9時30分の5分前に教室に羽目になってしまい、時間を大きくロスしてしまいました。
教訓1:上履き持参の会場の場合は、最低でも45分前には会場に着くようにする
ちなみに上履きについては、上履きでもスリッパでも問題ありません。
ただスリッパだと特に子供が受験する場合に滑りやすいことがあるので注意が必要です。
また意外と忘れやすいのが会場で上履きを履いたあとに自分の外履きを入れる袋です。
汚れた靴をご自身の袋に入れたくない方は、予備でスーパーのレジ袋などを持参しても良いでしょう。
上履きを忘れた場合ですが、近くにコンビニやスーパーなどに売られているのを買う方法があります。コンビニにはあったり無かったりしますが、セブンイレブンであれば売られているケースが多いようです。もしコンビニなどにスリッパが売られていない場合でも、靴下が売られていれば靴下でも代用できます。
もし会場に着いた後に気づいて、もう後戻りできない場合は、覚悟を決めて靴を脱いで入るか、ダメ元で会場側に相談してみましょう。
誤算2: 教室の入り口前の席だったので、試験中の試験監督の動きが目障りだった
受験する教室は決まっていますが、教室内の席は自由でした。
今回は娘と同じ教室だったので、席は離れてくださいとのこと。そのため、娘は後ろの方で、私は一番前の入り口付近を選びました。
私は普段から極力一番前の席を選ぶようにしています。
気合いが入っているということでは無くて、前に人が座っているとその人のちょっとした動きが「ノイズ」になってしまって、集中力が削がれてしまうからです。
でも今回に限ってはこの選択が大きな失敗でした。
その理由は他の生徒でなくて試験監督です。
2人の試験監督が教室内を歩き回っていて、その動きが目について試験に集中できなかったのです。
彼らは試験の間、教壇の近くか私のすぐ目の前に立っていました。
また時折教室の外にも出たりしていました。
試験の最初のうちは、私自身の集中力が残っていたものの、途中からその動きがやたらと目障りになってきてしんどくなってきました。
そのため試験の後半は自分の目の上を両手で覆って、彼らの動きが極力目に入らないようにするしかありませんでした。
リスニングテストの最中は、問題を解く時間以外に目をつぶっていれば、彼らの動きが目に入らないので良いのですが、今度は音声の流れるデッキのすぐ横でコソコソ話をしていました。
もちろん他の人にとっては気づきもしないレベルの一言二言のおしゃべりでしたが、ただでさえ彼らをうっとうしいと思っていた私にとってはかなり腹立たしいレベルでした。
教訓2:
- 自由に席を選ぶことができる場合、できるだけ入り口付近は避ける。
- 一番前以外に集中できる席をあらかじめ選んでおく。
- 教室内で集中できる方法を見つけておく
試験とはこういうもの
そんな2つの誤算があって、結局は思うようにはいきませんでした。
でと会場を運営や試験監督の対応を責めるつもりはありません。
そもそも試験とはこういうものなのです。
とんなに周到に準備をしていても、試験当日に何が起こるかは分かりません。
例えば今回はスムーズにいきましたが、当日に電車が遅れる場合もあるし、当日に体調をくずしてしまうこともあるのです。
できるだけそういった不具合の無いように最大限の注意を払って、それでも起きてしまったことにはその都度対応するしかないのです。
小さな不具合は我慢しないでつぶしておく
対処できる小さな不具合は我慢しないでつぶしておくことも必要です。
例えば今回の小さな不具合の例としては机がありました。
座った机の脚がやたらとガタガタして、試験に支障をきたすくらいひどい状況だったので、試験監督に断りを入れて机の脚に紙を挟むことにしました。
ここで我慢したら、おそらく試験中もっとイライラしていただろうなと思うのです。
学びのある試験だった
今回の英語検定は色々と学びがありました。
元々は子どもが英検に取り組んでくれるように一緒に受けたのですが、最終的にその目的自体は果たせたので良かったです。
仮に私が英検に受かっても、何もメリットはありません。
今更就活に役立つこともありません(笑)。
それでも何かに真剣に取り組むことは、それだけで価値があると信じています。
まるこ
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