Kindle Unlimitedで知らない分野の図解入り書籍を読みました~(3) 仏像に関するウンチクが満載の本 / 日本の仏像
図解入りの本は分かりやすいです
図解入りの書籍を色々読んでいます。
図解入りの書籍は、自分が知らない分野であっても参考になる部分が大きいので、Kindle Unlimitedで色々選んで読んでみると新しい発見があって楽しいです。
日本の仏像 ~ 250体の仏像の写真が載っています
今回紹介するのはこちらの仏像の本です。
実は、この本は予想外に面白いと感じた一冊です。
実際の仏像の写真が250体も載っていて、その写真も綺麗なので、仏像の写真集としてページをめくっているだけでも楽しいです。
オールカラーでページ数が約200ページなので、紙の書籍だとかなりすこし重くなってしまいますが、Kindleだとタブレットの重さだけなので、持ち歩く際も便利です。
仏像に関するウンチクが満載です
またこちらの本は、仏像に関する雑学ネタが沢山載っているのが魅力です。
仏像って知っているようで知らない事が沢山あるのです。
その一部を書籍から引用します。
【仏像の分類】
書籍の前半に、仏像の種類を簡潔にまとめた表があるのですが、これがとてもわかりやすいです。
おおまかな分類は以下の通りになります。
- 如来・・悟りを得た存在で、仏像の最上位に位置(釈迦如来、阿弥陀如来など)
- 菩薩・・悟りを得るために修行しながら、人びとを苦しみから救い続ける。(聖観音菩薩、千手観音菩薩など)
- 明王・・仏教の教えに従って、忿度の形相で悪を打ち砕く。(不動明王、降三世明王など)
- 天部・・仏教世界の守護神(帝釈天、毘沙門天など)
【如来についての解説】
各仏像について、表と一緒にその解説が書いてあります。
例えば如来に関してはこのような説明が入っています。
- 白毫(びゃくごう)・・額の中央にある丸まった白い毛、右回りに渦巻いて光を放ち続ける。
- 三道・・喉元にある三本のしわ。悟りに至るまでの修行の三段階を示す。
- 与願印・・左手を指を下に向けて掌を外に向けた形。人々が願うものを「聞きます」と与える。
- 施無畏印(ぜむいいん)・・右手の指を上にむけて掌を見せた形。説法を聞く人々の畏れを「畏れなくていい」と取り除く。
- 涅槃(ねはん)釈迦の死の事。また、亡くなる事は「入滅」と呼ばれている。
もちろん書籍では、写真や絵と一緒に解説が入っているので、とても分かりやすいです。
仏像を見に行きたくなりました
このような雑学は、実際に仏像を見に行く前に知っておけばとても便利なので、仏像を見に行く前に読むことをお勧めします。
タブレットであればガイドブック代わりに持って行っても良いですね。
また子供を連れて仏像を見に行く時にも良いです。
観光地のお寺に行っても子供は面白くないので退屈しがちですが、そんなときに、
「おでこにあるのは、実は髪の毛がぐるぐる巻きになったものなんだよ」
など雑学を披露できれば、多少は子供たちも興味を持ってくれるかもしれません。
これを読んで私も仏像を見に行きたくなりました。
とりあえず香港にあるこちらの大仏をまた見に行ってもいいかなと思っています。
売り上げランキング: 900
まるこ
最新記事 by まるこ (全て見る)
- ポメラDM250を持ち歩くと何か書きたくなる - 2024年4月27日
- 香港からマカオまで、久しぶりに港珠澳大橋のバスを利用した - 2023年12月27日
- リトラル(Restaurante Litoral (Taipa) )/ちょっと中華な気がするのはメニューのせいだろうな - 2023年12月26日