ストレスを力に変えるためには、まず「ストレス反応」を大切にしよう  スタンフォードのストレスを力に変える教科書 / ケリー・マクゴニガル著

ストレスを力に変えるためには、まず「ストレス反応」を大切にしよう  スタンフォードのストレスを力に変える教科書 / ケリー・マクゴニガル著

香港が長寿世界一になった理由の1つは「適度なストレス」

香港は長寿で知られています。

2015年には日本を抜いて、男女とも世界一になりました。

男性 1位で81.24歳(日本は4位 80.79歳) 

女性 1位で87.32歳(日本は2位 87.05歳)


香港の長寿の理由としては様々な意見がありますが、主に以下の項目があげられています。

  • 医食同源の考え方や漢方薬が生活に根付いている。
  • お茶を良く飲む。
  • お酒を飲まず、タバコを吸わない。
  • 高齢者への医療や介護が行き届いている。

また、その他に理由として挙げられているのが、実は適度なストレスです。

香港の生活環境は決して良くありません。

狭い敷地に多くの人が住まないといけないため、どこに行っても人が多いです。

居住スペースは限りなく狭くて、三世帯同居も多いです。家にいても快適でないのか、外を散歩していている高齢者がとても多いです。

でもその反面で、普段から適度な刺激があるため、香港の高齢者は退屈することが少ないとも言われています。

香港の高齢者を見ていると、快適な環境が長寿と比例するとは限らないのではと思うのです。

ストレスを力に変えるという本を読んでいます

こちらの本を読んでいます。

ストレスを力に変えるとありますが、本当なのでしょうか。

適度なストレスであれば、それが刺激となってむしろ生きがいにつながります。

でも、大切な人を亡くすなどの大きな失望感を伴ったストレスの場合はどうなのでしょうか。

何年もかけてしばらくもがいた後で、「あの出来事で色々学んだな」と思う事はあるかもしれません。

でもそのストレスを力に変えることなど出来るのでしょうか。

ストレス反応は自分を守るための大切な機能

書籍の中にストレス反応という言葉を見つけました。

ストレス反応というのは、書籍によると「ストレスを感じた時に体内でコルチゾールとアドレナリンが分泌して、心臓血管系や神経系をはじめとする多くのシステムの変化が起こること」とあります。

このストレス反応ですが、「強いストレス反応が起こった方がその後のストレスの回復につながる」そうです。

また、ストレス反応には

  1. 闘争・迷走反応 ・・・火事場の馬鹿力
  2. チャレンジ反応 ・・・最高のパフォーマンスを引き起こす
  3. 思いやり・絆反応 ・・・社会的つながり、勇気をもたらす

の3つがあります。

そう考えると、このストレス反応は、自分を守るための大切な機能となります。

この機能を味方にしようという気持ちを持つことが鍵ですね。

そして、更にこのストレス反応をチャレンジ反応や思いやり・絆反応に変えられれば、大きな学びにもつながります。

ストレス反応を大切にしよう

嫌なことや悲しいことがあった時には大きく感情が揺さぶられます。

それはストレス反応が私たちを癒すために動いてくれていることの証です。

この感情の揺さぶりを大切にすることが、ストレスを力に変えるための第一歩になります。

まずは、ストレス反応を大切にすることから始めましょう。

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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