旧九龍駅時計台「九廣鐵路鐘」を見てから富豪雪糕(Mobile Softee)のアイスクリームワゴンのソフトクリームを食べました〜香港歴史散歩@尖沙咀
旧九龍駅時計台(九廣鐵路鐘)
今回ご紹介するのは、尖沙咀のフェリー乗り場近くのランドマーク的な存在となっている旧九龍駅の時計台九廣鐵路鐘(Former Kowloon-Canton Railway Clock Tower)です。
1881 Heritageからすぐの場所にあります
前回の続きです。
1881 Heritageで思いの他時間を取ってしまったので、出る頃には少し日が沈みかけていました。
道を渡ると最後のポイントである有名な時計台が見えました。
前九廣鐵路鐘(Former Kowloon-Canton Railway Clock Tower)です。
前九廣鐵路鐘の歴史
イギリス領香港を通る九廣鐵路英段(Kowloon-Canton Railway British Section)が1910年に開通しました。
始発駅である九龍駅は第一次世界大戦の影響で少し遅れて1915年に開業しました。その大きな特徴が赤煉瓦と花崗岩でできた44メートルの時計台です。
その後1975年に九廣鐵路の始発駅を尖沙咀の東側に作って紅磡(ホンハム)駅としたため、旧九龍駅は廃止されました。
時計台の鐘
時計台の中には当時九龍駅で使われた鐘があります。
この鐘は2010年に香港の鉄道開通100周年を記念して九廣鐵路(KCR)と香港鐵路公司(MTR・・地下鉄)が香港政府に寄贈したものです。
富豪雪糕(Mobile Softee)
だいぶ日が暮れてきたのでちょっと甘いもの欲しくなりました。
そこでこの香港定番のアイスクリームワゴンのソフトクリームを食べることにしました。
このアイスクリームは富豪雪糕(Mobile Softee)といいます。広東語だとフッホウシュッゴウと読みますが、香港人は大体雪糕車(シュッゴウチェー)と呼んでいます。
このアイスも歴史が長いです。
こちらのサイトによると、1956年にアメリカで設立されたMister Softee社より1970年代後半にアイスクリームワゴンが輸入されました。
しかし1978年に香港政府がアイスクリームバンの新規免許を発行しない決定をしたため、新規のワゴン車の登録は出来なくなり、現在は香港内で14台しかないそうです。
という訳で、貴重な14台のうちの1台からソフトクリームを買ってスターフェリーを見ながら食べました。
疲れた時に甘いものをちょっと食べるのは良いですね。
まるこ
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