マカオ世界遺産散歩〜(30) ギア要塞(ギア灯台・ギア教会)
マカオの世界遺産
マカオの旧市街にある22の歴史的建造物と8の広場は、ユネスコの世界文化遺産に指定されています。
この世界遺産を2回に分けて歩いてまわってきました。
残りの1箇所
前回の続きです。
マカオの世界遺産散歩〜(26)聖アントニオ教会 /(27)カモンエス広場 / (28)プロテスタント墓地 / (29)カーザ庭園 | まるこの香港生活
カモンエス広場でスマートフォンの充電が残りわずかであることに気づき、半ばパニック状態に陥りながらも、最後の1箇所に行くことを決意。
無駄にスマートフォンを使わないように、ルートをスクリーンショットで撮影してからスタートしました。
最後の場所までは歩いて20分くらいの距離でしたが、まっすぐな道だったので迷うことはありませんでした。
松山市政公園
ようやく近づいてきました。
松山市政公園と呼ばれる公園内に入ってからも、どんどん坂を上って行きました。
予想はしていましたが、この坂道はかなりきついです。
でもここでゆっくりしてしまうと、施設が閉まってしまうので先を急ぎました。
ようやく目的地のギア要塞に到着しました。
私が到着したのは、夕方の5時。
最終入場時間が5時30分だったので、本当に時間ぎりぎりでした。
ギア要塞(ギア灯台・ギア教会)
ギア要塞(Fortaleza da Guia)はマカオで一番標高の高い東望洋山に建てられています。
一番標高の高いといっても92メートルですが。
ここには要塞・灯台・教会の3つの施設があります。
1622年に教会、1637~38年に要塞、そして灯台は少し新しい1864年に建てられました。
シグナルマスト
施設に入ってすぐの場所に吊られている黒いオブジェは、香港在住の人にはおなじみのものです。
これはシグナルマストといって、台風の時の風の強さや風向きなどを表すためのものです。
昔は天気などを伝える手段が無かったため、これを高台に掲げて航行する船や市民に知らせていたのです。
シグナルマストは、現在でも台風の時のシンボルとして使われています。
香港天文台のサイトに、このシンボルについての説明が載っています。
- 香港天文台のサイト
Brief Description of Warning Symbols
台風の時の看板にも、シンボルが書かれてあるのが分かります。
ギア灯台は7月の週末だけ中に入れる
シグナルマストを見た後、今回の最終目的地であるギア灯台とギア教会に到着しました。
今回わざわざここに来たのは、ギア灯台に行きたかったからです。
ギア灯台は通常は中に入れませんが、7月の週末に限り中に入れました。
入場制限をしていることと、階段が狭いこともあり、それぞれの踊り場にスタッフが上に上がっていいと指示をくれました。
ようやく一番上に到着しました。
ちょっと怖いけど、とても良い景色です。
マカオの街並みが本当に良く見えます。
マカオ半島とタイパを結ぶ橋。
港珠澳大橋も見えます。
頑張って来て良かったです。
灯台を降りたときに、出口でキーホルダーをもらいました。
キーホルダーは押すとこのように光ります。
ギア教会
灯台の見学の後に隣の教会も見学しました。
教会は中の撮影ができないので、建物の外側だけ写真に撮りました。
中の壁に描かれたフレスコ画がとても綺麗でした。
バスで充電
ギア要塞の見学を終えて、ミニバスM150→102Xのバスで港珠澳大橋のイミグレーションまで戻りました。
ラッキーなことに102Xのバスで充電ができました。
砂漠の真ん中で泉を見つけたくらいの感動です!
ここで3%→25%まで充電が復活したので、香港まで安心して帰ることができました。
【今回歩いたルート】
まるこ
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