香港から中国広州に48分で行ける!?2018年第3四半期運行予定の廣深港高速鐵路の始発駅「西九龍駅」の周りを探索

香港から中国広州に48分で行ける!?2018年第3四半期運行予定の廣深港高速鐵路の始発駅「西九龍駅」の周りを探索

西九龍駅は新しい中国への玄関

香港九龍半島にある九龍駅の周辺は何年も前から大規模な工事が続いていますが、最近になってその工事の全貌が見えつつあります。

ここは将来中国大陸に向かう鉄道の新たな始発駅となるのです。

廣深港高速鐵路(高鐵)

廣深港高速鐵路(高鐵)(The Guangzhou-Shenzhen-H­ong Kong Express Rail)西九龍駅から福田と深圳を経由して広州南駅まで続く鉄道です。

西九龍~広州南駅まで142㎞の距離を結びます。

今まで鉄道を利用して香港から広州まで行く場合は、紅磡駅から九廣鐵路(Kowloon Canton Railway)の直通列車に乗って広州東駅に向かっていました。このルートだと広州まで直通運転でも 平均1時間50分かかりました。

しかし廣深港高速鐵路は142キロの距離を将来的には48分で結ぶそうなのです。そのため大幅な短縮になると言われています。

現在は中国本土側の広州南~福田までの106kmのみ開通しています。

そして工事中の香港部分は、予定より5年遅れの2018年の第3四半期に開通する予定です。

一地兩檢

最近の西九龍駅に関するニュースでも取り上げられているのが、「一地兩檢」という言葉です。

一地兩檢とは西九龍駅の駅の中で香港の入出国と中国の入出国が行われるという意味です。

例えば西九龍駅から乗る場合の流れはこのようになります。

  1. Ground Levelの入り口から入場
  2. 地下1階で切符を買う
  3. 地下3階で香港出国
  4. 地下3階で中国入国
  5. 地下4階のホームから乗車

このように西九龍駅内で中国の入国まで完了してしまうのです。

その際上記の4と5は中国の管轄になり、この中では中国の法律が適用されるそうです。

ここで問題となるのが、中国の管轄内でどこまでその法律が適用されるのかどうかです。

ニュースによると、この区域内で万が一事故があった場合香港の救急車が呼べるのかといった事や、中国内で規制されているfacebookが使えるのか?なども含めた様々な議論がされているそうです。

実際に周辺を歩いてみた

戲曲中心(Xiqu Centre)

早速この新駅の近辺を歩いてみました。

佐敦駅(Jordan Station)から柯士甸道(Austin Road)を進んでいくと左側に変わった形の建物が見えます。

この建物は駅では無くて戲曲中心(Xiqu Centre)という広東オペラ専用の劇場です。

まだ工事中で2018年にオープンする予定です。

駅は工事中です

ここから右に曲がって廣東道(Canton Road)を進みます。すると左側に工事中の西九龍駅が見えてきました。

廣東道を渡って建物に近づいてみました。

駅としての機能は全て地下部分なので、地上に見える建物の高さは比較的低めですね。

これ以上建物に近づくことは出来ませんでした。そのため今度は廣東道を反対に進んで、別の角度から撮ることにしました。

建物の周りはこのように工事用の通路になっています。もちろん一般の方も多く歩いています。

何とか別の角度から撮れました。

また別の角度からも撮りました。

ここは工事作業員の出入り口です。

香港島の景色が対岸に見えます。工事が終わったらこの辺りも歩いてみたいですね。

だいたい一回りしたのでここで探索終了です。

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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