年1回の無料公開日に景賢里(King Yin Lei)を訪問〜(中編)景賢里の歴史

年1回の無料公開日に景賢里(King Yin Lei)を訪問〜(中編)景賢里の歴史

Stubbs Road

日本人駐在員にとってなじみのある香港アドベンティスト病院 スタブスロード。

この病院のあるスタブスロード(Stubbs Road)沿いに景賢里があります。

景賢里の歴史

前回の続きです。

はじめに景賢里の歴史を振り返ることにしました。

1937年 景賢里が建てられる

最初のオーナーは中国人である岑李寶麟女士(Mrs Shum Li Po-lun)という中国人の女性でした。

岑李寶麟女士は株式などによって多額の財を成した女性です。景賢里は当時は「禧廬(Hei Lo)」と呼ばれていたそうです。

当時ミッドレベルの高級住宅街には白人しか居住していなかったため、この建物は財力を持った中国人による初期の建物として貴重な価値を持っています。

またクラーク・ゲーブルが主演した映画『一攫千金を夢見る男』(1955年公開)など、映画やドラマのロケ地としても使用されました。

1978年 2人目のオーナーに売られる

2人目のオーナーは邸子文とその息子の邸木城(Yeo Family)です。この時に 景賢里(King Yin Lei)と名前が付けられました。

2007年 3人目のオーナーが解体をはじめる

3人目のオーナーが購入したときは、建物がかなり老朽化していました。

そのため解体をして新しい建物を作ることに決め、建物のタイルや装飾を剥がしはじめました。

しかしこの解体に気づいた香港住民からの反対運動が始まりました。

同年の9月15日に建物は法定古蹟として登録されて建物が保存されることになりました。

2008年 敷地交換及び政府による改修

香港政府はこの建物を購入したオーナーに、景賢里のすぐ横にある全く同じ広さの土地を提供することでこの土地を引き取りました。

ちなみに交換された土地に現在建てられている建物はこちらです。

個人の敷地なのでかなり遠巻きに撮影しましたが、遠くから見てもかなり大きいです。

景賢里の改修は2008年の9月に開始され、2010年に完成しました。

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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