一歩進んだガイドブック「香港を知るための60章」から気になる事を書いてみた~(4)広東語・中国語・英語の3カ国語が当たり前~海外留学が「滑り止め」な香港人はやっぱりすごい

一歩進んだガイドブック「香港を知るための60章」から気になる事を書いてみた~(4)広東語・中国語・英語の3カ国語が当たり前~海外留学が「滑り止め」な香港人はやっぱりすごい

香港人は3ヶ国語話すのが当たり前

香港でまず驚くのが香港人の高い言語能力です。

一般企業に勤める人の条件として英語・中国語が必須で、そこに母語である広東語が加わるのです。

3ヶ国語が当たり前なんてすごい〜〜。

でもその代わり香港は日本では考えられない位の「お受験大国」なのです。

「香港を知るための60章」

引き続き「香港を知るための60章」を読んでいます。

この中でも教育について大きく取り上げています。

  • 第38章 戦前教育史-19世紀後半の英語学習と西学東漸
  • 第39章 戦後教育史-香港のデキる女たちのあゆみ
  • 第40章 幼児・初等教育-とにかく子供を良い幼稚園、良い学校に
  • 第41章 中学・高校の制度改革-英文中学・中文中学
  • 第42章 大学-世界ランキングで優勢なのは、なぜか?
  • 第43章 英語教育-その言動力とゆがみ

幼稚園

香港のお受験は幼稚園から始まります。多くの幼稚園で「広東語」「中国語」「英語」の3カ国語の授業が始まるのです。

また習い事も毎日。香港は共働きが多いので、お手伝いさんが子供を習い事に連れて行く光景が良く見られます。

小学生〜高校生

日本は一部の「お受験」する子供がいるものの、多くは住んでいる地域から割り当てられた公立小学校に通います。

でも香港は違います。

一般的に香港の小学校は「自校分配」(受験枠にあたる)というものがあり、住んでいる地域に関わらず希望の学校を選べます。

もちろん「統一派位」(地元枠にあたる)もあって、どこでも良い場合は政府によって割り当てられることもあります。でも多くの親はこの「自校分配」で希望の小学校に申し込みます。

香港は中高一貫教育なので、中学に入ってしまえば6年間は問題ないのですが、この後の大学入試に向けて「補習社」と呼ばれる予備校に子供を通わせます。

大学-留学は「滑り止め」?

そして最後は大学です。

香港は幼児期より徹底した英語教育を行います。

イギリス統治時代を過ぎても英語教育を行なっている理由としてはこのような理由があげられます。

  1. 香港のトップレベルの大学に入るため
  2. 滑り止めとしてイギリス、カナダ、オーストラリアなど海外の大学に行くため

書籍によると、香港には「香港大学」「香港中文大学」「香港科技大学」をはじめとした19校の大学があって、このうち3割が世界ランキングトップ400に入っているそうです。(日本は1%にも満たない)

ここで分かるのが、選ばなければ誰でも大学に入れる日本と違って、大学に入ること自体が大変だということです。

ここで出てくるのが「海外の大学」です。

ちょうど昨日、香港の駅構内に海外の留学説明会の広告が乱立しているのを見つけました。

これだけ様々な組織が出しているということは、それだけ海外に行く学生が多いということなのです。

もちろん最初から海外の大学を目指す人もいますが、日本人からしたら考えられないですね。

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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