海外の名門大学の授業を受けてみたい (5)イノベーションのプロにも認められた「珍道具」 / 未来を発明するためにいまできること / ティナ・シーリグ著

海外の名門大学の授業を受けてみたい (5)イノベーションのプロにも認められた「珍道具」 / 未来を発明するためにいまできること / ティナ・シーリグ著

日本の「珍道具」が紹介されていました

前回に引き続き、ティナ・シーリグさんの本を読みました。

書籍は自身が考えた「イノベーション・エンジン」というモデルを紹介しています。

イノベーション・エンジンは知識・想像力・姿勢・資源・環境・文化の6つの要素から成り立っていて、それぞれ密接に絡み合っています。

こちらの講義はTEDでも行われています。

A crash course in creativity: Tina Seelig at TEDxStanford – YouTube

今回私が気になったのは、この本の中で幾つか日本のことについて触れていたということ。

そのうち最も気になったのは、「珍道具」についての記載です。

珍道具って何?

珍道具というのは、「役に立たなくはない」「まったく関係のないモノを組み合わせた、とびきりユニークな発明品」です。

この珍道具は、英語でもChindogu と呼ぶそうなのです。

インターネットで調べてみました

本ではこのような珍道具が紹介されています。

  • 前身ごろにモップが着いたベビーウェア。赤ちゃんがハイハイしている間に床を拭いてくれる。
  • 雨水を溜められる上下逆さまのお椀型の傘

インターネットで調べたら他にも出てきました。

珍道具はイノベーションに欠かせない?

著者は「無関係に思えるアイデアやモノを結びつけ、組み合わせる能力は、イノベーションに欠かせないものであり、クリエイティブ・シンキングの根幹を成す。」と言っています。

珍道具も結びつけと組み合わせの結果なのです。

すごいです。

珍道具はイノベーションのプロにも認められているのです。

未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II
ティナ・シーリグ
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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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