ぎっくり腰で救急車!?~香港の救急車で公立病院に運ばれた時の流れについてまとめてみた(前編)

ぎっくり腰で救急車!?~香港の救急車で公立病院に運ばれた時の流れについてまとめてみた(前編)

はじめに~ぎっくり腰は突然に

どんよりした曇り空の広がる土曜日の午後のことです。

私は九龍半島の旺角にある公文教室に子どもを送り届けた後に、ひとりでネイザン通りの人混みの中を歩いていました。


すると突然耐えられない程の腰の痛みに襲われました。

数日前から少し腰が痛くて、それでも何とかごまかして生活をしていたのですが、ここにきて急に悪化したようです。

痛すぎて歩くのも椅子に座ることもできません。

歩きながらも吐き気が襲ってきて、冷や汗が額を流れだしました。

タクシーを拾おうとしても、しゃがみ込んでいる病人のために停まってくれるタクシーはありませんでした。

ちょうと降りはじめた霧雨の中、傘をさす余裕も無く、人通りの多い歩道にしゃがみ込むほかありませんでした。

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このような私自身に実際に起こった状況を基に、香港で救急車を呼ぶにはどうすれば良いか、また実際に公立病院に搬送された後の流れがどのようになるかをまとめてみました。

救急車を呼ぶ番号は999

これ以上身動きできない状況だったので救急車を呼ぶしか選択肢は無いと判断しました。

でも旺角のネイザン通りといっても範囲が広するため、自力で呼ぶことは難しそうでした。

よく見るとネイザン通り沿いには、貴金属とか高級時計などを取り扱っているお店が何件も並んでいます。

目に付いたお店に強引に入り、「体調が悪いので救急車を呼んで欲しい」と伝えました。

店員に「救急車は自分で呼んで欲しい」と言われたものの、店内の椅子に座らせてくれたので、痛みに耐えてそこに座り自分の携帯で救急車を呼びました。

香港で通常の救急車を呼ぶ場合の番号は999です。

この番号は日本と同じように消防と救急が両方あるので、ambulance(救急車)と伝えました。

自分の体調を伝えて、店員の方に教えてもらったお店の名前と住所を伝えました。

救急車を待っている間に、子供の公文のお迎えを別の人にお願いしたり、夜に参加する予定だったイベントのキャンセルのメールを入れたりしました。

そうこうしているうちに10分ほどで救急車が到着しました。

ネイザン通りの救急車で大注目

お店の中に担架が運ばれたので、靴を履いたまま横になりました。

ただでさえ人の多い旺角のネイザン通りに救急車が停まっていたので、あたりは騒然としていました。

担架で救急車に運ばれる瞬間はおそらく「生まれてから一番人に注目された」はずですが、恥ずかしさと、あとはとにかく痛かったので、救急車に乗りこむまでは目をつぶる他ありませんでした。

ちなみに実際に乗った救急車ではありませんが、香港の救急車はこのような車両です。

救急車内ですること

救急車内ですることは日本とほぼ同じです。

  • 血圧測定と、パルスオキシメーターによる血中酸素量の測定。
  • 救急隊員にパスポート(香港住民は香港ID)を渡して住所などの情報を伝える。
  • 症状の説明

更に酸素マスクも装着されました。

救急車は公立病院にしか行かない

香港で救急車を呼んだ場合には、搬送されるのは香港内にある18の公立病院のみです。

香港で日本人に人気の香港アドベンティスト病院やカノッサ病院などは私立病院なので、公立の救急車ではこういった病院に搬送されることはありません。

今回は旺角に一番近い油麻地にある廣華醫院(Kwong Wah Hospital)の救急外来である急症室(Accident & Emergency Department)に搬送されました。

【救急車で運ばれた後の記事はこちら】

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まるこ

まるこ

香港在住8年目。 働きながら2人の子供の子育てをしています。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加することです。 行動するための読書ーRead For Action(RFA)のリーディングファシリテーター。

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