地蔵王菩薩の誕生を祝う祭りは「鶴佬オペラ」で昼間から賑やかだった〜地蔵王菩薩誕@大窩口七號運動場

地蔵王菩薩の誕生を祝う祭りは「鶴佬オペラ」で昼間から賑やかだった〜地蔵王菩薩誕@大窩口七號運動場

地蔵王菩薩

地蔵王菩薩の誕生日のお祭りを見に行ってきました。


地蔵王菩薩誕の開催時期はちょうど盂蘭勝會と同じということのなのですが、こちらは死者を弔うのでは無くて、誕生日のお祝いなのでおめでたい祭りです。

会場が地図に載っていなかった

お祭りが開催された会場は「大窩口七號運動場」ですが、Googleマップで出てきませんでした。

ただインターネット上で大窩口邨と書かれてあったので、この大窩口邨を目指していけばたどりつけるだろうと適当に歩くことにしました。

最終的に九龍半島の大窩口(Tai Wo Hau)の駅から歩いて10分ほどで大窩口七號運動場に到着しました。


 

佛光普照

神棚です。

恭祝 / 地蔵王菩薩 / 寶誕 / 佛光普照

と書かれてあるので、誕生のお祝いということが分かります。

このあたりは少しお盆のお祭りと似ています。

経師棚

お経をあげる経師棚です。

威靈顯赫と書かれてあります。

鶴佬オペラ

午後3時くらいに到着しましたが、既に会場はかなり盛り上がっていました。

舞台を見ると盂蘭勝會と同じようなオペラの真っ最中でした。

今までこのオペラは夜しか見たことが無かったので、昼間にやっているのはとても新鮮です。

多くの人がこの舞台を鑑賞していました。

これは後で分かったのですが、この舞台は鶴佬語の舞台で、しかも先日慈雲山で見た鶴佬式のオペラと同じ劇団だったのです。

こういった劇団の方は中国の大陸から来ています。舞台の下で寝泊まりしながら、期間内に幾つかの舞台をこなし、期間が終わったら中国に戻るそうです。

誕生のお祝いも良い

見た目は盂蘭勝會とそれほど変わりません。

でもよく見ると死者の魂を弔う孤魂台・附薦台大士王がいなかったので、やはり違うのでしょう。

しばらく死者を弔うお祭りばかり見続けてきたので、たまには誕生を祝うお祭りも良いですね。

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まるこ

2011年~2020年8月まで香港在住。 現在は千葉県在住。 好きなことは散歩とカフェ巡り、そして様々な勉強会に参加すること。 上級心理カウンセラー。

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