「人間の生涯の最後の仕事は、許すこと。」~幸せの才能/曾野綾子(著)

「人間の生涯の最後の仕事は、許すこと。」~幸せの才能/曾野綾子(著)

幸せの才能

「幸せの才能」というエッセイを読んでいます。

エッセイといっても内容はびっくりするほど濃くて、短い一言一言に思わずうなってしまいます。


「人間の生涯の最後の仕事は、許すこと。」

この中で印象に残った言葉に、「人間の生涯の最後の仕事は、許すこと。」というものがありました。

自分は執念深い

私は意外に結構執念深い性格なのでは無いかと思っています。

人には言わないけど、未だに数十年前に言われたこととかを思い出す度にイライラすることもあります。

例えば中学生のときに自分を裏切った友人のこととか、

社会人になって自分を馬鹿にした同僚のこととか、

今思い出しても、はらわたが煮えくりかえるくらいの憤りを感じてしまうのです。

どうしても許せない人を許した

でもそんな私でも「許す」ことの大切さを感じる機会がありました。

以前どうしても許せない人がいました。

でも数年前いい加減許しても良いかなと思ったのです。

「許そう。」

そう思った途端に何とも言えない開放感を感じました。

その時に感じたのは、たまにテレビとかに出てくる

「自分の大切な人を殺した殺人犯を許す」といった類いの話です。

その時は、なんでそんな事をするんだ、そんな奴は間違いなく「極刑」だろう。

許すなんて頭おかしいんじゃないか。

と思っていました。

でもその時に感じたのは、

許せないことで、自分の時計がその時間で止まってしまうことがあるのでは無いかということ。

そしてその止まったままの時計の針を動かすために、「許す」のでは無いかということです。

許すのには時間がかかる場合が多い

こんな事を書いても、そんなに簡単に人を許すことは出来ません。

人を許すのはとても時間がかかる場合もあるのです。

でも許すことで、自分が一歩先に進むことが出来る場合もあるのでは無いかと思うのです。

「人間の生涯の最後の仕事は、許すこと。」という位、許すことは人生の最後になるのかもしれません。

将来自分が死ぬ間際になってようやくすべてを許すことが出来るのかもしれません。

幸せの才能 (朝日文庫)
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